ガン患者にとっての食事といえばキノコ料理、おいしくいただけて、ひょっとするとガンが消滅するかもしれないという希望がある。キノコ類は相対的に、油や砂糖と相性がいいようだ。
焼き物
定番のマツタケの他、ハタケシメジなど水分の少ないものが良い。下ごしらえは水で洗わず、ふき取る程度にしておく。直火で火が通ったぐらいのところが食べごろ、焦げ目がつくほど焼いてはいけない。キノコは木の香と称される。しょうゆ、もしくは塩、酢味噌で。
イタリアン
フライパンにオリーブオイルで軽く炒めた後、白ワインとトマトビュレーを投入、その後、バジルの葉を散らし、最後に自然塩と胡椒で味をととのえる。炒めすぎないことがコツ。
佃煮
キノコに削り節をまぶして、水を入れずに、しょうゆ、砂糖、水あめで甘辛く仕上げる。とりわけマイタケが佃煮との相性が良い。じっくり煮詰める。
下ごしらえについて
生のキノコ類はもろく壊れやすいので、ごしごし洗ったりゴミを取り除いたりしない。沸騰させたお湯の中に投入し、再沸騰する少し前、泡が鍋の底に出来てきたところであげて冷水につける。水を替えさらに冷やす。キノコ類は一度熱を加えたあと急速に冷やすと固く締まる性質をもつ。
犬や猫、ペット専用のハタケシメジが販売されている。