告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

不定期検診の日

2010年09月27日 | Weblog
先週末に近くの耳鼻科へ診察を受けに出かけてきた。とりあえず外見上は大きくなっていないとの診断だった。安心する。1センチほどの腫瘍の周囲に汚いゼリー状のもので覆われており、それを取ってもらって鼻の通りもさらに良くなった。耳管のすぐのところまで腫瘍が迫っており、いつ耳管が閉じられるかが心配の種だ。


新しい医師とは3回目の顔合わせ。とりあえず丸山ワクチンだけで様子を見ると主張する患者に対して、けげんな表情をされることはなくなったと感じる。丸山ワクチンをまだ使っているのかとは聞かれなかった。現在の状況をどう思っているのだろう。徐々にでも腫瘍が大きくなった時には、それが明らかになったときにはどうするかについて考えている。そのときに受けたい治療について、おこなってもらえるか聞いておきたい。でもまだ口に出来そうな雰囲気ではない。


ガン免疫療法のピシバニールを腫瘍周囲に注射してもらえるかということ。丸山ワクチンと同様の免疫応答治療薬。ピシバニールの効能書にも記載されているように頭頸部ガンに対しての認められた治療法である。どれだけの効果があるかの資料は持っていない。きっと痛みも半端ではないだろう。これを試してみたい。現在、ピシバニールはがま腫(唾液腺の病気)や不育症(流産をくりかえす病気)などに、もっぱら適応外治療に使われている。獣医療の分野でも犬の耳血腫に局所に注射することで効果が認められている。耳血腫とは犬が頭を振った際に、あやまって大きな耳を柱にぶつけたりして内出血を起こし耳が膨らむ病気のことをさす。これが難治性、たびたび再発をくりかえす病気なのだ。