歌うようにゆるやかに(andante cantabile)

マイペースで歌を歌い続けようっと☆

現場で起こっていたこと

2024-03-12 10:36:00 | テレビ・映画・本
東日本大震災から13年が経ちました。

当事者のみなさんは
記憶が薄れることはなく
ずっと脳裏に心に刻まれていることと思います。

行政機関として向きあわれた方たちの
インタビュー番組を見ました。

ヘリコプターで出動し
飛んでも飛んでも助けきれない状況で
自分の判断は正しかったのか。

助けを求めているのがわかりながら
現場から離れて撤退しなければならなかった。

避難所で次々に亡くなられる方が出て
安置の場所を用意しながらも
心がついていかなかった。

県の対策本部では
当日電話もならず静かだったので
被害は少ないのかと過ごしたが
翌日一万人は亡くなったという情報に
愕然とした。

避難所で
感染予防や健康管理など
やるべきことと被災者への寄り添いに
悩みながらがむしゃらだった。

火葬が追いつかず
悲しんでいるご遺族に土葬を了承してもらい
辛い作業だったが辛いというわけにはいかなかった。
などなど

以前、原発や医療の現場起きたことを
本で読んだことがありましたが
救助や避難支援・お弔いなどの現場でのお話を伺い
胸にくるものがありました。

みなさん特別な人ではなく
同じ人間なのですから
かなりのストレスを感じながらも
立たれている場所で
踏ん張ってくださったんですね。

今も能登半島で
日本で
世界中で
自分のためだけでなく
社会のために奮闘されている方たちが
いらっしゃると思います。

どうか心とからだが守られますように。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クリニック | トップ | 主人からの手紙 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

テレビ・映画・本」カテゴリの最新記事