マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

バスコレクション実車版! 蒲原鉄道のいすゞCJM

2010-03-27 01:16:00 | バスの写真館
こんばんわ。down_slow

異動を控えて、片付けなきゃいけない仕事が結構あるのですが、他の面倒を見なきゃいけない部分もあったり、全然はかどらないんです。今日は昼間に引継ぎの文章を考えなきゃいけない。そんな状態です。毎日の残業で、精神的にも疲れました・・・


今日は『マル鉄コレクション館』で予告しておりました、バスコレクション第15弾でラインナップされた蒲原鉄道の「いすゞCJM」について、実車写真を撮っていたのでご紹介したいと思います。

平成8年3月9日、磐越西線の非電化区間に初めてSLが復活した時、撮影の帰り道に当時は未だ健在だった蒲原鉄道に寄っています。と言っても、残っていたのは磐越西線の五泉から村松までのたった2区間でした。

このとき、村松の車庫において蒲原鉄道の車両写真を撮っていたのですが、そこに1台のバスが現れました。

当時、バスなど全くと言って良いほど興味が無かったのですが、地元や都心では見ることの出来ない古臭いスタイルなのに、まるで今納品されたばかりかのようなキレイな塗装のバスが現れたのです。




バス自体に目の行かなかった頃なので、形式等も全く分かりませんが、とにかく、強烈なインパクトがあったので写真を撮っておきました。
その後、このクルマは「いすゞCJM」であろうと解ったのはつい3年くらい前の話であり、写真を撮ってから10年以上も後のなってからのことでした。


で、今回発売されたバスコレクション第15弾の中に、蒲原鉄道のいすゞCJMがラインナップされた予告を見たとき、『これはひょっとして・・・』と期待していたのです。



ナンバープレートが「・890」!
やはり、予想通りそのものズバリ!でした。
多分そうだろうとは思っていましたが、自分が出会い、写真を撮ってあった実物が模型化されるなんて、こんなに嬉しいことはありませんね。しかも現行車種ではなく、いまから15年近く前に撮った写真の車両ですからね。

まあ、模型と写真と見比べると、幕部の塗装の捉え方がかなり違うのは参りましたけどね。実車写真では真っ白に見えますが、私の記憶では、若干みどり掛かっていたことは間違いないと思いますが、これだとあからさまに違っちゃってますね。

それでも、私が持つ数少ない旧車の写真が模型化のプロトタイプに選ばれたのは非常に嬉しいです。




電車と共に、まるで昭和50年くらいにタイムスリップしたかのような組み合わせ。これでもまだそんなに昔の話ではなかったんですよね。
古き良き時代。大事にしなかった報いとして、今は全てを失ってしまいました。

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6 コメント

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Unknown (宮オオ)
2010-03-27 05:05:53
おはようございます。
このバスのボディーは独特のスタイルが特徴だった地元・新潟に本社、工場のある北村製作所さん謹製のボディーですが、当時県下にあるバス会社においてよくこのタイプのバスをあちこちにて見かけてたそうです。
ちなみに現在、北村さんは既にバスボディー製造から撤退してると聞きます。
それでは、この辺にて失礼します。
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Unknown (キハ181つばさ)
2010-03-27 10:05:03
宮オオ様
北村ボディーは新潟交通で有名になった「なまず」もそうじゃなかったでしたかね。昔はこの北村や富士重工といった会社が専用にボディーを作っていましたが、あの西日本工業でさえ事業撤退してしまいました。
バス事業の衰退が著しく、特に都心部から地方への払い下げが増えたので、生産台数の激減が大きく影響しているようですね。
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Unknown (シービー)
2010-03-27 20:11:06
今では、バスも幕車には興味がありますが、高校時代から鉄復活までの期間は、バスには興味がなかったでしたからねぇ~。
上州一ノ宮で撮ったバス、これは見た瞬間に古そう~という事で撮った事がありました。
蒲原鉄道、今でも元気だったら撮りに行ってみたかったでした。
一番下の画像も、バスと電車のツーショット、お見事です。
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Unknown (キハ181つばさ)
2010-03-27 23:06:38
シービー様
末期の蒲原鉄道は、区間も短いし、電車の本数も少ない。同じ電車しか見られないなど、かなり物足りなかったですね。加茂まであった頃は、交換など面白いシーンも見ることが出来たと思うのですが、それまであまり新潟に行く機会がありませんでした。
バスも感覚的には「レトロ」な部分で興味があるのでしょうね。鉄道と同じ輸送機関ですから、興味が無いと言っても「古さ」に惹かれる点では共通しているかもしれません。この写真もそんな感性が働いた1枚だと思います。最後の写真、なかなか電車の本数がなくて、かなり暗くなってしまいました。結構この絵を撮るために粘ったんですよ。
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Unknown (宮オオ)
2010-12-26 14:30:17
こんにちは。
このバスの正面形状=細長かった正面方向幕(サイズは狭くなってるが)および乗降方式案内表示幕=と屋根周りが神奈川中央交通バスに居たソレと酷似してるのでネットで調べてみたら、やはりこのバスは神奈中バスの中古であり、廃車後に蒲原鉄道バスが購入して使ってたとの事でした。
因みに神奈中バスですが、全メーカー共通で昭和50年代半ばに製造されたバスは前述のこのような正面スタイルに統一してました。
それでは、この辺にて失礼いたします。
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Unknown (キハ181つばさ)
2010-12-26 21:51:26
宮オオ様
元神奈中バスですか?良く調べましたね。
これらのモノコック全盛時代、地元KKKでもうようよ居たもんですが、あの頃はバスの写真を撮ることすら考えたことが無かったです。せめて昔の蕨駅前とか撮っておけば良かったなと思いますよ。
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