先ほど発表を見に行きました。今日はお休みですので早めに見ることができました。おかげさまで人選いただけました。
組長、ありがとうございます。
狐火や櫛も通らぬみだれ髪
勉強会で良い点を頂いていた句ではなくこちらをとっていただきました。
深い思いに夜も寝られず、髪も乱れたまま・・・そして最後には、ぼお~~と火がともってしまうような深い深い思い。。。恋焦がれる思いなのか、恨みなのか・・・
ちょっとおどろおどろしい意味を込めた句なのですが 発想の出発点は かわいらしい童謡「こぎつね」なんです。
こぎつねこんこん やまのなか やまのなか
くわのみつぶして おけしょうしたり
もみじのかんざし つげのくし
この童謡のかんざし、くしで 狐のアイテムが浮かびました。
そして こんな記憶がよみがえってきました。悩み事があって、ある人に相談したことがありました。ひととおり、お話を聞いてくださって、アドバイスや励ましてくださったあと、お食事もごちそうしてくれて・・・
その方が 食事を終えたわたしに
「髪をちゃんとしなさい。」と突然おっしゃいました。
きっとすごいようすだったんでしょうねえ・・・
そんな古い古い記憶が この句の中にながれこんだのかもしれません。