今回「実紫」には 4句 投句いたしました
一句は 並であとの三句が ボツなわけでして・・・投句した時から もうこれはダメとわかる句もあるのですが 一生懸命考えたのに・・・なぜ??
わかってもらえず かわいそうな 私の句・・・と思う句も当然あるわけです
選ばれなかったにはそれなりの理由があるのは当然承知の上で かわいそうなボツ句を 野辺送りしたいと思います (笑)
ままごとの皿より逃げし実紫
実紫のあのかわいい実 おままごとには もってこいのかわいらしい実
小さくてすぐにころころと転がってしまうのでままごと用の小さいお皿からはすぐに零れ落ちてしまいます 最初は 「皿より零るる実紫」にしたのですが、「零るる」という言葉でいいのかどうかが判断できず じゃあ「逃げる」としたほうがより 転がり落ちる感じが出るかなと思い 「逃げし」としました
作った時点では 実紫で ままごとを持ってくることがなかなかいいんじゃないかいと思ったのですが ままごとを読んだ句が今回90例以上あったとか!!まさにみんなが考えることだったんですねえ!!類想とはまさにこういうことだったのねえ(笑)知らないというのは 恐ろしいことです(汗)
でも 何度も読み返し 言葉を吟味をしていくことに取り組んだ最初の句なのではないでしょうか。いままでだったら 5・7・5・・できたあ~~!!てな感じでしたから
私の句帳に 赤で没と書き込み、野辺の送りといたします