
昨日はこの日記を書こうと思ったら、ネットに接続不可能になってしまいまして、改めて今日書いてます。
昨日は代休でお休みでした。
で、まずはマコチカちゃんを定期健康診断+ワクチン接種のために病院へ連れて行く。
健康診断は、全て問題ナシ、体重も昨年よりも600g増加(マコチカちゃんはまだまだ増えてもOK)
で、昨年はまだ、保護して間もない頃だったので、病院でかなり暴れたそうですが、今年は落ち着いていたそうでして。
うーん、家ネコが板についてきたかな?
で、人間の方も歯医者さんへ行って、歯の掃除と治療の続き・・・
しかし、いつ終わるだか全然見えないなぁ~、自覚症状がほとんどないだけに。
で、その後は、お茶をしに近くのカフェへ。
TOPの写真がそのカフェの内部です。
もう、街中もお店もすっりクリスマスモードですねぇ・・・
ここのカフェ、実は来月テルミン・ライブをやるカフェなんです。
移転する前の同じお店には行ったことがあるんだけど、移転後は初めて!
結構、外見よりもスペースはある感じで、半二階みたいになっているので、ライブとかにはいいかもです。
イスだけなら40人以上入るかな~?
で、大きな液晶スクリーンもあって、「かもめ食堂」のDVDを流していました。
うーむ、まさしくイメージも似てるし、「かもめ食堂」が好きという人々には気に入られそうなカフェでございました。
個人的に、「かもめ食堂」はそこそこいいなぁ~と思ったのですが、この監督のその次に作品、出演者もスタッフもけっこうカブっている「めがね」
が、どーも「かもめ食堂」の明らかに二番煎じ狙いというか、柳の下の泥鰌狙いというか、劣化コピーという感じで、気に入らなかったので、「かもめ食堂」の方まで、ちょっとひっかかるところが出てきてしまったりもしましてね~。
双方とも、映画内では特に説明のない登場人物の背景とか、「余白が多い」映画でございまして、「かもめ・・・」の場合は、観客がそれぞれに想像して楽しむというための余白と感じるのに対し、「めがね」の方は、実は監督や製作した側は全くそーいうのを考えておらず、単に『受ける』シチューエーションで作れば売れるからいいや、みたいな手抜きの余白、と取れてしまうんだよね~、私には。
と、まー「かもめ食堂」系の話はさておき、食べてきたのは、このチョコパフェ。

上に乗ってるのは、ハトサブレ・・・じゃなくて、ジンジャー風味のクッキーでした。
でもって、その後は映画を一本「あの日、欲望の大地で」シャーリーズ・セロンとキム・ベイシンガーの共演で母娘役です。
しかし、シャーリーズ・セロンって、なんか最近「体当たり」系役が多いというか、そーいうのを演じるのがクセになったのか??(爆)
母親が不倫の相手と火災事故で死亡、その後シャーリーズ・セロンはとある事情で名前を変え姿をくらまし、現在は高級レストランのマネージャーをしている。
行きずりに近い感じで、複数の男達とすぐ肉体関係を結び、裏では自分の体を傷つける自傷行為を繰り返す、そんな彼女の前に、メキシコ人の青年と一人の少女が現れて・・・という感じです。
で、まあいろいろ見方はありかと思うけど、私がなーんとなく感じたのは、この親子って「三保の松原の天女」ではなかろうか??という事です。
三保の松原の天女の羽衣伝説、っていうのがあるんですが、まー簡単に書くと、三保の海辺にぼんやりしていた男が、ふと見ると空から天女たちが舞い降りて来た!あわてて隠れて、デバガメしていると、天女達は羽衣を脱ぎ、それを松の枝にかけて水浴を始めた。
男は、こっそりと忍び寄り、羽衣の一つを盗み隠してしまう。
天女たちは、水浴を終えると羽衣をまとい天へ上っていくが、一人の天女だけは羽衣がみつからず、空へと舞い上がる事が出来ず、オロオロ。
そこに現れた例の男が、「帰れないなら俺のヨメになれ」と、天女を嫁として迎える事に成功する。
で、男は天女を大切にし、天女も子供を生み、それなりに平穏な日々と思ったら、ある日、元天女は男が隠していた羽衣を発見し、即座にそれをまとうと、すぐさま夫と子供を残し、天へと帰っていってしまった・・・という話。
で、何故この映画が、天女の羽衣かっていうと、キム・ベイシンガー演じる母が天女、つまり普通の主婦、よき母、よき妻ではあるが、それは仮の姿であり、羽衣(情熱的な恋愛)が見つかれば、すぐにそれに身を任せてしまい、羽衣を隠す=世間での常識とか家族の愛、とかは枷にはならない、という事。
羽衣を再び見つければ、彼女は即座に本来の姿に変わり、去ってしまう。
そして、彼女の血を引くシャーリーズ・セロンは少女時代はそれを理解できなかったけど、成長し自分も女となった後では、その「天女」としての本能と「人間」としての常識との間で苦しむ、それが自傷行為や行きずりの情事、=自分への罰、となって現れてきたのではなかろうか?と。
とかとか、と、で、この映画を見ました映画館の近くには、とあるマンホールの蓋があるはずなので、ついでにちょいと探しにいきました。
それが、これです。

えー、どこが??普通のマンホールの蓋でしょ?と思いきや、拡大してみると・・・

なんと、「さいたま市」の文字が!!
何故、静岡市にさいたま市のマンホールの蓋がっ!?
と、地元ネタのブログで指摘されるまで、全然私も気づいてませんでしたよ~。
その後、ちょっと気をつけて、マンホールの蓋をチェックするようになったのでした(爆)

こちらは、ちゃんと生粋の静岡らしいマンホールの蓋です。
市の花「タチオアイ」がデザインされています。

こちらは、版画的で可愛い消防関係のフタ。
他にも、よくよく見るとNTTだったりガス関係だったり、電気とか止水栓だったり、泥集め、っていうような蓋もあったりして。
うーむ、蓋だけじゃなくてその下の世界にもちょっと興味が出てきますね。
かぐや姫とかもあっけなく月に帰るし、やはり昔話的には別れが定説なのか?
しかし、子供を捨てるとなるとなかなか大変ですな。
旦那を捨てるのは大人の事情として、別に全くちっとも構わないけど!(構うか?)
それにしても、羽衣伝説の男、卑怯で矮小な奴!
天女に逃げられて当然じゃ!
しかし子供が不憫よのぉ......
この蓋、サイズが普通のモノよりも小さいのです。
なので、ストックの静岡モノでは間に合わなくてさいたまのを流用したのかもね~。
おかげで、最近道を歩くときは、下ばかり向いて歩くようになってしまいました(笑)
確かに、最近はいろいろなものがちょこっと可愛いデザインとかされていて、歩くときの楽しみって感じです。
街中中心だけど、いいよね。