УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

あべ弘士の絵本と美術

2022-07-19 14:59:54 | 日記


ゲリラ豪雨、なう!
昨日は三島に泊まってまして、今日は伊豆シャボに行く予定でしたが、雨がやばそうなので三島付近の予定に切り替えて、早めに静岡に帰りました。
そーいや、去年もこの頃に伊豆シャボ行こうとしたら伊東線が土砂崩れで不通になって予定変えて三島で二泊になったんだよなあ、で、熱海の土砂災害が起こった。
さらに一昨年は伊豆シャボからの帰りに大雨で東海道本線止まって帰れなくなったからネカフェに泊まってそのまんま仕事に行ったなあ。
7月の今頃はヤバい時期だな。
で、静岡までは着いたので、1時間ほど時間潰してもうちょい雨がマシになったら帰る予定です(タリーズなう)
で、今、東海道線止まったそーで。

で、今朝は

こちらでモーニング。
ティーサロン・ボナール。



普通モーニングとスペシャルがあって、スペシャルだとサラダとスクランブルエッグになるらしいんだが、なんでもただ今野菜が品切れ^_^;;って事で、普通モーニング。
450円。
で、トースト、普通だとバターがジャム添えられてるのに無いなあ、と思ったら何にも付けなくてもバター味!がする。
おぉ、マジック・・
で、茹で卵が結構ほかほかで、茹で卵って冷やさないと殻が上手く剥けないはず、と思ったんだが、温かい状態でも綺麗にむけてしかも見事な半熟卵!
おぉ、マジック・・


喫茶店前の壁

喫茶店前の用水路的川のデカイ鯉

で、その後は佐野美術館へ。

あべ弘士さんです。

あべ弘士さん、といえば、絵本の『あらしのよるに』

の挿絵で有名だが、私的には旭山動物園の飼育係であった、の方がメインかなあ。
旭山動物園行くと、あちこちにこの方の絵があって動物園と同時に野外美術館みたいになってるんだよね。
このあらしのよるに、の頃はまだ飼育係と絵描きの兼業してたんだが、これが話題沸騰し兼業が無理になり絵一本になった、という。
前園長さんの本によると、動物園としてはその頃かなり難しい時期で、その時期に動物園を去るのは本人かなり悩んだそうだが、園長や仲間たちが、やめても大丈夫。ただし、旭山動物園用に無料でこれからも絵を描いてね♪って事になった、って話だったような。
あらしのよるに、確か映画は見たんだが、映画版は全然絵が違って普通なキャラクターちっくな動物だったんだよね。
まあ、あべ氏の絵をそのまま動かせないわな、確かに。
で、なんとなく話はうろ覚え状態で、その絵本原画とあらすじとか見て、なるほどなるほど、とかと思い出す。
これ、ベースはロミジュリだよな(爆)
でも動物だからより、話し合いとかで平和的には絶対解決しないだろうし、ロミジュリより難関だよな。
でもロミジュリ以外にも友情を取るか仲間を取るか、個人を取るか組織を取るか、義理と人情秤にかけたら、でもあるわけだよねぇ。
で、絵の方は一冊めは暗闇の中の話、2作目は普通に日中の話,ってわけで手法をガラッと変えてるとこ、勇気あるなあ。
一冊めがあれだけ有名になれば、イメージを崩さないように制約出そうだが。
って感じで、元々美大とか出じゃないせいか、基本的にかなりフリーで冒険心のある画風ですねー。
絵だけじゃなくて、鉄板をくり抜いて作った感じの立体作品もありましたが、実は動物園に入る前は鉄工所で働いていたとか!?
画材もいろいろ使っていて、水性クレヨンって初めて聞いた〜
ポスターカラーや不透明水彩とか、ペンキ的イメージな画材が多いかと思わせつつ、これ!って決めずにペン画や版画みたいな色つけとか、いろいろ試してみたいタイプなんだろうねー。
挿絵みたいな誰かの文に絵を添える、もあるが自身で文書いたのもあり、川柳もあって、私のお気に入りは、
『ナメクジが 家に帰れば カタツムリ』ですなwww
動物の飼育法と子育ての共通点
『干渉しない。人(大人)に慣れさせない。環境を整えてそこで自由にさせて、でも遠くからよく観察する。何かの時はすぐ対処できるように』・・これだよねー、理想の教育ってさ。
ただ、解説(あべさんが書いた文ではない)で、ヤマアラシとハリネズミをごっちゃにしてるのが気になったが。
なんかざっくりラフに描いてるようなんだけど、なんか一目でこの人の絵だ!とわかる強烈な個性と心に残る印象。
絵本の世界って上手ければいい、ってわけじゃないだろうから、まさにぴったりなんであろうなあ、と思ったのでした。
コメント
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