バイリンガル(マルチリンガル)子育て日記

日本人夫婦が日本国内で他言語を自由に操れるように子供を育てている現在進行形の日記です。

夫婦2人と1匹の生活再び!!(M20)

2006-02-15 21:48:52 | 出産・育児
未来が新学期に向けて2月12日にオーストラリアに再び旅立ちました。大学入学後、1年間は帰国してはいけないというダディのいいつけを守った1昨年の夏休みは、真夏のクリスマスを古くからの友人家族と一緒に過ごしました。今年は2度目の夏休みであり、且つ20歳の節目ということで日本で過ごしました。12月初旬に帰国し、アルバイトと小、中、高、大学時代の友人との再会に時間を費やしました。また稼いだアルバイト代はファッションと友人たちとのお茶代に消えたようです。まさに”青春真っ只中”の娘です。

 昨年8月に翔がフランス留学に出かけたあと、20年ぶりの夫婦と愛犬マロンとの生活に慣れた頃の未来の帰国は、また我が家をにぎやかな家族に戻してくれました。少し大人になった娘との会話は、時にちょっと(?)、年の離れた友との語らいにも似てとても楽しい2ヶ月半でした。

体に気をつけてがんばれ、そしてまた今年の12月に元気に帰っておいで!!

未来のタイ旅行記

2006-02-03 17:16:54 | 出産・育児
1月18日から23日にかけて父とタイ旅行へ行ってきました。
バンコクとチェンマイに滞在しました。
ほとんどショッピングと観光ですごした中、
チェンマイではニューライフセンターとハウスオブラブ
という二つの施設を訪問してきました。
ニューライフセンターには訳ありな女の子たちが保護されていて、
ハウスオブラブにはエイズで両親を失った、または自らがエイズに
犯されている子供たちが集団で生活していました。
ニューライフの方の女の子たちは年頃なせいかシャイでなかなか心を
開いてくれる感じではなかったのですが、ハウスオブの方は
本当に素直にむしろこんな見ず知らずの人になぜそこまでなつく?!
ぐらいの勢いでした。
このようなバッググラウンドの子供たちに会うのは初めて
で少し戸惑いなどはありましたが、以前メキシコで散々貧しい人々
を見てきたし、現在大学で国際情勢・関係を勉強してる為
すごく客観的に状況を見ている自分に気づきました。
メキシコにいたときはただ何もできず、裕福に育った自分に
気づき悔しさでいっぱいになり思い悩んだりしてました。
今は大学で国際関係を学んでいて、やはりそういった世界各国の
貧困問題、女性問題などを勉強してきて、そういう
状況をどうにかしなければならないということはもちろん
感じているのですが、グローバル化が進む中、貧富の差はこれから
どんどん広がり、それと同時にまた問題が悪化するのだろうと
いうふうに考えるようになりました。
このように客観的に途上国の問題を見れるようになった、というより
見てしまうようになった自分が少し冷めているなと思う反面
大人になったとも感じます。