バイリンガル(マルチリンガル)子育て日記

日本人夫婦が日本国内で他言語を自由に操れるように子供を育てている現在進行形の日記です。

The Brontosaurus Egg by Miki (M8)

2006-01-21 20:40:50 | 出産・育児
これは。未来が8歳のときに「恐竜の卵」という題で文章を作りました。そのときの文をそのまま載せます。

 One day I opened my locker. There was a dinosaur egg. It hatched. It was a brontosaurus baby. The bady brontosaurus' mother came and said, "Thank you for looking after my baby." The brontosaurus and brontosaurus baby went home. I went home and in my bed there was another dinosaur egg. It hatched. It was a brachisaurus baby. He lives in water, so I have to give him water every morning. The End.


未来 メキシコ留学滞在記より M15

2006-01-18 20:56:05 | 出産・育児
未来 メキシコ留学より

 留学中にはいろいろなところに旅行に行ったようです。1ケ所、山岳民族の村に立ち寄った時のことです。

 小さい子がたくさん未来や彼女を一緒に訪れた生徒のところに寄ってきました。
その子供たちが未来に、「1ペソちょうだい!!」と言って来ました。未来は何も考えずにお財布から1ペソを取り出してあげたそうです。気づいたいつの間にかお財布には1ペソがなくなりました。それでも1ペソをもらう為に子供たちは群がってきます。未来はそのとき気づいたそうです。

「お金をあげる方もいつかは底をつく、もらう方はもらったときはお金はあるけど使ってしまったらそれで終わり。あげるだけではいけない、いつまでも彼らがものごいをするのではなく、自分で1ペソを稼ぐ方法を教えてあげなくてはいけない。」と思い、涙が止まらなかったそうです。

この話をメールで送ってきた時、私も涙が止まらなかったのを覚えています。
こういう子供たちがいるんだという事実。またその状況を目に当たりにした未来が思った気持ちを考えたからです。この言葉を聞いたときに、「ああ、思い切って留学に出した甲斐があった」と。

タイから帰ってきたときの彼女の感想が楽しみです。(でもあまり期待はしないにしょましょうと自分に言い聞かせています。)

未来、タイへ行く M19

2006-01-18 20:40:38 | 出産・育児
本日、未来はDadと一緒にタイへ行きました。1番の目的は、現地での2施設訪問です。
(1) ニューライフセンター (NLC)
  女の子だけの施設。約50人。山岳民族で保護された子供たち。年齢は12歳から  17歳までで、自活できるよう職業訓練を受けている。

(2) House of LOVE
  山岳民族でHIVのポジティブか疑いのある子供がいる施設。男女一緒で、
  8歳から17歳位までで、約20人位。

 数年前に主人が所属するロータリークラブの奉仕プログラムの1つとして、この2つの施設に関わることになりました。
現代の子供たちは自分がいかに恵まれた環境にいるのか気づいていない子がたくさんいます。主人は我が子に是非この施設の子供たちのに会わせ、”何か”を考えて
ほしいと思ったようです。それで昨年のゴールデンウイークに、フランス留学を前にした翔を連れて行きました。翔にはこの施設を訪問する前より、1つの夢がありました。それがこの施設を訪問したことにより、その夢がアジアのこのような環境におかれた子供たちの為に役に立つ人間になりたいとより具体的な形となってきたようです。

今回、未来を連れて行くことにより、彼女が「何をかんじてくれるのか」楽しみです。また家族全員でこういう問題について語れるということもとても大事なことだと思っています。
ただ気をつけなくてはならないのは、こういう子供たちを見たから「かわいそう」とか「自分たちは恵まれている」とだけ思うのではなく、私たちに何ができるのかを考えることが大事だと思います。


翔の近況報告 S15

2006-01-14 18:35:54 | 出産・育児
翔は、現在高校1年生です。昨年の8月から1年の予定で、フランスに留学しています。リヨンに近い、人口700人の村でホームステイをしながら既に留学生活の半分を終えました。良いホストとの相性にも恵まれ何も問題なく生活をさせていただいています。ホスト以外にお友達が出来るか心配だったのですが、小さい頃からやっていたサッカーが取り持ってくれ、良いお友達もできたようです。

「フランス生活エピソード1」
 フランス人は、食後にパンとチーズをワインで頂くようです。ある日翔がランチに、パンにチーズをはさんで食べていたら、お友達が「翔、もうランチ食べちゃったの?」と聞いてきたそうです。「これがランチだよ」と言ったら「」だめだめ、パンとチーズは食後だよ。食後に食べなくてはだめ!!」と言われたそうです。

翔は。固形のチーズが苦手でした。でも最近電話が掛かって来た時に「チーズ食べれるようになった?」と聞いたら、「うん、まあまだ食べれない種類もあるけど、パンと一緒に食べるブルーチーズは最高だよ。」

私にはわかります。帰ってきてから、彼はきっとチーズの種類と食べ方を事細かく教授してくれることでしょう。

Happy New Year!!

2006-01-11 17:19:25 | 出産・育児
明けましておめでとうございます。昨年よりはじめたこのブログ、今年もこつこつ書いていきたいと思います。

 今年は、娘の未来にとって人生の節目である成人式の年です。
あの小さかった未来が成人式を迎えるなんて、とても信じられませんが、真実です!!口では言い難いほどとても感慨深い物があります。
未来は1月8日に、中学の同窓会に参加しました。夜帰宅した彼女からお友達の近況報告がありました。

未来は中学2年の時に、私立中学から公立の中学へ転校をさせました。転校させた一番の理由は、親子共々いろいろ悩んだ末の本人の意思を尊重させたのですが、その他にも主人の、普通の日本の教育を受けさせたい、高校受験を経験させたいという理由からの転校でした。幼稚園からずっと私立に通わせていたので、思春期の転校は彼女にとっても、とても大変なものでした。ですから、彼女の心は公立中にはないと思っていました。ですから当日も成人式には参加しませんでした。それでもそのあと行われる同窓会には、お友達に誘われ出かけて行きました。
卒業して5年ですから、彼女も大人になったのでしょう。20歳にして母親になった人、社会人の人、大学生の人、そして恩師の先生方と話をしてそれなりに楽しかったと言ってました。

未来の学生生活はまだ続きます。今回の一時帰国後、久しぶりにたくさん話をしています。大学生になり早2年、親の目から見ても話すことがとても大人になり、頼もしく思う毎日です。これからも、1人の大人として、女性としての彼女の成長を見守って行きたいと思います。

2006年1月11日 未来の成人式を祝って。