地理バカ日誌 ☆*:. 地図の園 .:*☆

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             by まつおか秘密研究所

とある大学の測量学実習 ・・・・ほとんど講師のボヤキです

2020-11-28 12:23:58 | 日記
 久しぶりのオリジナル記事投稿です。 地図ナシ、テキストのみですけど。

 コロナの感染確認数が増えてきて、いっそう緊張度が高まっていますが・・・・・そんななかでの、大学の測量学実習に関するハナシ。

 大学では、建築や土木、地理、地質、歴史(考古)などの学科で、地図測量関連の講義や実習があります。 また、それらのうち、国土地理院から認可されている大学(学科)では、所定の単位を取得すると、卒業後に測量士補の登録を申請することができます(測量法施行令第14条の規定)。 これまで、そのようないくつかの学科で、地図学や測量学(実習含む)を担当してきましたが、今年はコロナ感染拡大の影響で・・・・・・

 幸いなことに(?)、前期に担当した科目は地理院から認可を得ていない(測量士補の資格取得と関係無い)ものであったので、出来るなりの対応で済んだものの、受講生側から見たら実際に機器に触れてみることも無くオンライン授業だけというのは、味気ないものだったでしょう。

 資格取得の根拠となる科目の場合は、さすがにそれで済ませるわけにもいかず、知り合いの先生は9月の中旬に野外の測量実技の部分のみを一週間集中開講で消化したとか。 年配の先生ですし、まだ暑いなかですから、体力的な消耗も問題ですが(むしろ学生たちの方が先にバテていたようですけれど)、学生たちの側の先行してオンラインで授業していた座学の部分の習得が十分とは言い難く・・・そもそも最低限(小中学レベル)の知識もおぼつかない学生が過半ですから(このあたりの事情は、またいずれボヤキます)・・・なかなかに大変だったようです。

 そして今期、「密」を避けるため実技の諸々の作業も非効率にならざるを得ない面はあるますが、これまでのところ、なんとか対面授業で進めて来られて、ホッとしているところではありますが・・・しかし、これから冬を迎えてどう推移するか。

 


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