龍神村に生まれて

僕は和歌山県龍神村に生まれ、13歳まで龍神村で育った。大人になって、龍神村について何も知らないことに気がついた。

龍神カッ飛び旅行記 9

2009-10-26 02:58:00 | Weblog
熊野本宮大社を後にして、田辺方向海まわりで帰ろうとしたときに、社長がこう言ったのです。


『ここまで来たんだから、三重まわりで帰ろうよ。』

『三重に入ってから名古屋までは遠いよ。』と僕。
高速道路が無いから一般道を走るしかないし・・・。


和歌山の海岸線に出て、大阪⇒奈良まわりで名古屋までは、距離的には遠そうだけど、ほとんど高速道路だからねぇ。



結局、ナビに従うことになった。


・・・すると、ナビのやつ、三重まわりを勧めてきたんですよ!

イケてないナビ!



『地図上は、三重の海岸線まで近そうだから、行きましょうか!』と僕。


実は、龍神育ちの僕には、東京方面に向かうには、電車にしろ車にしろ基本的には大阪まわりしか無いのである。

三重まわりは、脳みその片隅にも存在しないのである。

龍神の人は皆そうじゃないのかなぁ?



社長が楽しそうに『三重ちゃん、三重ちゃん。』と言うので、従った。

社長とは高校で同じハンドボール部だったんだけど、社長の方が1級上だったんだよな。
こんな時は逆らえず、震える笑顔で『そうしましょう!』って言うしかないもんね。

僕は三重ちゃんが嫌いなわけではないんですよ。



この地図で、右上に松坂市があるでしょ、名古屋はもっともっと北ですからね。
こう見ると、やっぱり三重は南北に長いよね。
僕は左の和歌山県の海沿いの高速道路を北上したかったわけです。




ま、そんなわけで、奈良県の十津川村をちょっと通り、三重県の南端に近い熊野市の海岸線にたどり着いたわけです。



さて、この選択が凶と出るか?凶と出るか?


凶しかないんかぁ!





さいなら、和歌山、龍神村!







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