マリコの部屋

毎日の小さな出来事 旅行やクロス刺しゅう等を公開したいと思います。

孤愁

2013-01-28 08:24:50 | 日和佐日記

  久しぶりに読書。

  「孤愁」新田次郎 藤原雅彦著
  モラエスさんはポルトガルの外交官でオヨネさんと結婚、
  日本をとても愛した人、ぐらいしか知らなかった。
  孤愁を一気に読んで、胸が熱くなってきました。

  新田次郎さんの未完の文筆を、息子である藤田さんが書き継いだ
  長編小説。

  日本人の妻をめとり、日本で 徳島で生涯を終えたモラエス。
  二度と会えない人、二度と戻ることの無い故郷への深い思い
  「サウダーデ(孤愁)」





  およねさんと再会した白滝に、およねが亡くなった後、
  小さくて可憐なおよねさんのような花の種を蒔いたモラエス。
  それが「黄花亜麻」
  
  黄色の可憐な花を又見たくなってきました。


コメント (12)
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