いとせめてもゆるがままにもえしめよ斯くぞ覚ゆる暮れて行く春
春みじかし何に不滅の命ぞとちからある乳を手にさぐらせぬ
夜の室に絵の具かぎよる懸想の子太古の神に春似たらずや
そのはてにのこるは何と問ふな説くな友よ歌あれ終の十字架
わかき子が胸の小琴の音を知るや旅ねの君よたまくらかさむ
松かげにまたも相見る君とわれゑにしの神をにくしとおぼすな
きのふをば千とせの前の世とも思ひ御手なほ肩に有りとも思ふ
歌は君酔ひのすさびと墨ひかばさても消ゆべしさても消ぬべし
神よとはにわかきまどひのあやまちとこの子の悔ゆる歌ききますな
湯あがりを御風めすなのわが上衣ゑんじむらさき人うつくしき
春みじかし何に不滅の命ぞとちからある乳を手にさぐらせぬ
夜の室に絵の具かぎよる懸想の子太古の神に春似たらずや
そのはてにのこるは何と問ふな説くな友よ歌あれ終の十字架
わかき子が胸の小琴の音を知るや旅ねの君よたまくらかさむ
松かげにまたも相見る君とわれゑにしの神をにくしとおぼすな
きのふをば千とせの前の世とも思ひ御手なほ肩に有りとも思ふ
歌は君酔ひのすさびと墨ひかばさても消ゆべしさても消ぬべし
神よとはにわかきまどひのあやまちとこの子の悔ゆる歌ききますな
湯あがりを御風めすなのわが上衣ゑんじむらさき人うつくしき
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