mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

4月29日(金)のつぶやき その2

2016-04-30 04:13:25 | 〈Twitter〉

あなあはれ初秋の夜の雲間よりいなづま走るおほわだつみへ /晶子


蝉の鳴く椎の老樹の木のうれに半ば見えたる夏雲の峰 /子規


石上布留の早稲田の穂には出でず心のうちに恋ふるこのころ /抜気大首


竪長の横狹の湖ゆ見出せばおほに棚引き天の川見ゆ /節


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


焦るれど煙も見えず夏のひは夜ぞ蛍は燃ゑまさりける /好忠


まどひける道をば知らず妹背山たどたどしくぞたれもふみ見し /源氏物語・藤袴


秋風と雁にやつぐる夕暮の雲近きまで行蛍かな /式子内親王


立田姫手ぞめの露のくれなゐに神代もきかぬみねのいろかな /定家


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


日盛りの街樹のかはをかじり居る馬の歯白くあらはに光る /千樫


五月雨は天の川原もかはるらむ八重立つくものなみの深さに /定家


ちはやぶるうねびかみやまあかあかとつちのはだみゆまつのこのまに /八一


一年に一夜と思へどたなばたの逢ひ見む秋の限なき哉 /貫之


いつの間も神さびけるか香具山の桙杉の本に苔生すまでに /鴨足人


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


逢坂の往来にたつる鳥のねの鳴く鳴くをしきあかつきぞなき /定家


さゐ河よ雲立ち渡り畝火山木の葉さやげぬ風吹かむとす /伊須氣余理比賣(古事記)


夕立の雨ぞ降りこし上つ毛の野に飼ふ馬の走りかふごと /晶子



4月29日(金)のつぶやき その1

2016-04-30 04:13:24 | 〈Twitter〉

零時です。《熱い想いの情景》を詠んだ和歌をツィート。Dupinの熱い世界を感じてください。


たまぼこのみちの夏草すゑとほみ野中の清水しばしかげ見む /定家


行く春を送るとなしに旅衣さそはれてこそ立そめにけれ/一葉


日は見えてそぼふる雨に霧る濱の草に折り行く月見草の花 /節


いささかの丘にかくろふ天の川のうすほの明りその丘の草 /赤彦


梅雨ふかき小庭の草に簇りて鳳仙花のくき赤く生ひけり /憲吉


諸人の千年のぶてふみそぎ川ながすあさぢのすゑもはるかに /定家


病みてこもる山の御堂に春くれぬ今日文ながき絵筆とる君/晶子


枝しげみ杉の木陰にきえやらで雪さへとまるあふさかのせき /定家


Good_morning 。○:* :..。 ○ Happy_Friday ★☆ *:..。o○☆★ 。o○☆★ 、.: *: 。:*:・  、.: *: 。:*:・ '*:..。o○ o○☆ *:..。o○☆


六時です。おはようございます。和歌《“Dupin の心情”》及び《Dupin の月》《Dupin の在地》をbot 形式で開宴しています。


@mistersui_bot ミスターbot 水曜どうでしょうさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


夏ぞしる山井の清水たづねきておなじこかげにむすぶちぎりは /定家


@mistersui_bot ミスターbot 水曜どうでしょうさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


たちばなのなかに御衣おく塗籠を建てて君まつ五月となりぬ /晶子


山桜花のせきもるあふさかは行くもかへるもわかれかねつつ /定家


なやましく漸く嵐の吹きたれば重くすすれし向日葵の花 /憲吉


これやこの大和にしては我が恋ふる紀伊道にありといふ名に負ふ背の山


君になほあふ坂山もかひぞなきすぎのふる葉に色し見えねば /定家


花の色に染めし袂の惜しければ衣かへうき今日にもある哉 /重之


よろづみな闇にただよふ春の夜のま底に深く湖はしづめり/千樫


石上布留の神杉神さびて恋をも我れはさらにするかも /人麻呂歌集


正午になりました。ただいま、和歌は《“熱い想いの情景”》《Dupin の好きな処》《Dupin の好きな歌人等》を開宴中!RT していただけると嬉しいです。



4月28日(木)のつぶやき その2

2016-04-29 04:10:18 | 〈Twitter〉

くれそめてくさの葉なびく風のまにかきねすずしき夕顔の花 /定家


春逝きし逢坂山の白き路きのふもけふもひたに乾ける /茂吉


詠れば月はたえゆく庭の面にはつかに残る蛍ばかりぞ /式子内親王


心がちに大輪向日葵かたむけりてりきらめける西日へまともに /利玄


花は根に鳥は古巣に帰るなり春のとまりを知る人ぞなき/崇徳院


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


逢坂の関の杉むら過がてにあくまでむすぶ山の井の水 /式子内親王


すみだ河いく朝露にぬれつらん桜の色に袖やそまると /一葉


けさかふる蝉の羽衣着てみればたもとに夏はたつにぞありける /基俊


夏くればゆきかふ人を逢坂の関は清水にまかせてぞ見る /俊頼


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


流れ星うつくしかりき君とわれくつは虫啼く原にかかりぬ /晶子


古をしのぶとなしにいその神ふりにし里にわれはきにけり /実朝


ま愛しみさ寝に我は行く鎌倉の水無瀬川に塩満つなむか/万葉集東歌


禊する加茂の川風吹くらしも涼みにゆかん妹をともなひ /好忠


香具山と耳成山と闘ひし時立ちて見に来し印南国原 /中大兄皇子


はつなつのかぜとなりぬとみほとけはをゆびのうれにほのしらすらし /八一


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


むつまじき妹背の山と知らねばや初秋霧の立ちへだてつる /好忠


つぼむよりなべてにも似ぬ花なれば梢にかねて薫る春風/西行


春の日は灘の塩屋のあま人もいとまありてやくらしわぶらん/家隆



4月28日(木)のつぶやき その1

2016-04-29 04:10:17 | 〈Twitter〉

零時です。《熱い想いの情景》を詠んだ和歌をツィート。Dupinの熱い世界を感じてください。


えも云はぬ裸の少女舵とりて船やるごとき夏の夜の月 /晶子


いかなれや雲間も見えぬさみだれに晒しそふらむ布引の瀧 /俊成


梅が香を山ふところに吹きためて入りこん人にしめよ春風/西行


寄りてこそそれかとも見めたそかれにほのぼの見つる花の夕顔 /源氏物語・夕顔


逢坂をわが越えくれば笹の葉も虎杖もしろく塵かむり居り /茂吉


薔薇咲くしろくはた黄にうす紅に刑の重きは墨色に咲く /晶子


御空より半はつづく明きみち半はくらき流星のみち /晶子


おぼろおぼろ月はかすみて我が岡の梅遠じろくみゆる夜半かな/一葉


いつの間も神さびけるか香具山の桙杉の本に苔生すまでに /鴨足人


Good_morning 。○:* :..。.。o○ o○☆ *:..。o○☆ ○ Happy_Thursday : 。・:。:*:・ '*:.★☆ *:..。o○☆★ 。o○☆★ 、.: *


六時です。おはようございます。和歌《“Dupin の心情”》及び《Dupin の月》《Dupin の在地》をbot 形式で開宴しています。


@mistersui_bot ミスターbot 水曜どうでしょうさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


諸人の千年のぶてふみそぎ川ながすあさぢのすゑもはるかに /定家


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


七月の山の間に日光のあをうよどむに飛ぶつばめあり /牧水


たづね見るかひはまとに逢坂の山路に匂ふ花にぞありける /実朝


夏の夜の臥すかとみれば郭公鳴く一こゑにあくるしののめ /貫之


鎌倉の松葉が谷の道の辺に法を説きたる日蓮大菩薩/子規


経はにがし春のゆふべを奧の院の二十五菩薩歌うけたまへ/晶子


疲れやすき心はもとな日まはりの大きくろ蕊眼に仰ぎ見る /千樫


はり原やものおもひ行けばわが額のうすく青みて五月けぶれる /牧水


かげたえて下行く水もかすみけり浜名のはしの春のゆふぐれ/定家


正午になりました。ただいま、和歌は《“熱い想いの情景”》《Dupin の好きな処》《Dupin の好きな歌人等》を開宴中!RT していただけると嬉しいです。



4月27日(水)のつぶやき その2

2016-04-28 04:16:31 | 〈Twitter〉

これやこの大和にしては我が恋ふる紀伊道にありといふ名に負ふ背の山


逢坂の関の杉むら過がてにあくまでむすぶ山の井の水 /式子内親王


相坂の関の杉原下晴れて月のもるにぞまかせたりける /匡房


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


石上布留の早稲田の穂には出でず心のうちに恋ふるこのころ /抜気大首


水茎のあとかきながすすみだ川ことづてやらむ人もとひこず /定家


はり原やものおもひ行けばわが額のうすく青みて五月けぶれる /牧水


降りそめて幾日になりぬ鈴鹿河やそせもしらぬさみだれの空 /俊成


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


夏衣おりはへてほす河波をみそぎにそふるせぜのゆふしで /定家


枝しげみ杉の木陰にきえやらで雪さへとまるあふさかのせき /定家


かつこえて別れも行くか逢坂は人だのめなる名にこそありけれ /貫之


時わかぬ浪さへ色に泉河ははそのもりにあらしふくらし /定家


君が背戸や暗よりいでてほの白み月のなかなる花月見草 /牧水


鎌倉のありし都の跡古りて空しく照す畑の上の月/子規


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


まなかひに奈智の大瀧かかれどもこころうつけてよそごとを思ふ /若山牧水


春の日や兵船つづく海原の一方に見るむらさきの島/晶子


森出でてあをき五月の太陽を見上ぐる額のなにぞ重きや /牧水