mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

10月30日(金)のつぶやき その2

2015-10-31 04:42:38 | 〈Twitter〉

正午になりました。ただいま、和歌は《“熱い想いの情景”》《Dupin の好きな処》《Dupin の好きな歌人等》を開宴中!RT していただけると嬉しいです。


すまの浦もしほのまくらとふ蛍かりねの夢路侘ぶとつげこせ /定家


よそにても袖こそ濡るれみなれ棹なほさし帰る宇治の河をさ /定家


くれなゐの扇に惜しき涙なりき嵯峨のみぢか夜暁寒かりし /晶子


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


立田姫手ぞめの露のくれなゐに神代もきかぬみねのいろかな /定家


さを姫になれし衣をぬぎかへてこひしかるべき春の袖かな /良経


山桜花のせきもるあふさかは行くもかへるもわかれかねつつ /定家


行くかたをながめもやらんこの秋は逢坂山を露な隔てそ /源氏物語・榊


かぎりあれば衣ばかりはぬぎかへて心は春を慕ふなりけり /西行


いつの間も神さびけるか香具山の桙杉の本に苔生すまでに /鴨足人


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


ちはやぶるうねびかみやまあかあかとつちのはだみゆまつのこのまに /八一


たちいでて見る細庭の夏草の真ひるしなえてひとのこひしき /牧水


宇治川の瀬々のしき波しくしくに妹は心に乗りにけるかも /人麻呂


うしろよりきぬきせまつる春の宵そぞろや髪の乱れて落ちぬ/鉄幹


ひるがへる萌黄わか葉や逝春のひかりかなしき逢坂を越ゆ /茂吉


七夕の舟路はさしもとをからじなど一年にひとわたりする /俊成


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


初夏は百里がほどの野山をばあざやかに置くわれの心に/晶子


むすぶ手に涼しき影をそふるかな清水にやどる夏の夜の月 /西行


あしびきの山のはごとにさく花の匂ひに霞む春のあけぼの/定家



10月30日(金)のつぶやき その1

2015-10-31 04:42:37 | 〈Twitter〉

零時です。《熱い想いの情景》を詠んだ和歌をツィート。Dupinの熱い世界を感じてください。


真昼の日そらに白みぬ春暮れて夏たちそむる嵐のなかに /牧水


みそぎしてむすぶ河なみとしふともいく世すむべき水のながれぞ /定家


袖かざし君が見にけむ島山にけふ初夏の日ぞけぶりたる /牧水


宇治川に生ふる菅藻を川早み採らず来にけりつとにせましを /古集


風渡る浅茅が上の露にだに宿りも果てぬ宵の稲妻 /有家


畝火山昼は雲と居夕されば風吹かむとぞ木の葉さやげる /伊須氣余理比賣(古事記)


花引きて一たび嗅げばおとろへぬ少女ごころの月見草かな /晶子


六時です。おはようございます。和歌《“Dupin の心情”》及び《Dupin の月》《Dupin の在地》をbot 形式で開宴しています。


Good_morning 。○:* :..。 ○ Happy_Friday ★☆ *:..。o○☆★ 。o○☆★ 、.: *: 。:*:・  、.: *: 。:*:・ '*:..。o○ o○☆ *:..。o○☆


@pante_bot パンテくんさんさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


@mistersui_bot ミスターbot 水曜どうでしょうさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


@mistersui_bot ミスターbot 水曜どうでしょうさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


元の使者既に斬られて鎌倉の山の草木も鳴り震ひけん/左千夫


夕ぐれはあじろにかかるひを故に人も立ちよる宇治のかは波 /定家


別ゆく今日はまどひぬ相坂は帰来む日の名にこそ有けれ /貫之


逢坂の山ほととぎすなのるなり関守る神や空に問ふらむ /源師時

1 件 リツイートされました

隅田川流れを早みさし上る潮おしもどす五月雨の頃 /子規


音もせで思ひにもゆる蛍こそ鳴く虫よりもあはれなりけれ /重之


さがみのや伊豆につづける海道のしら輪の上の春の夜の月/晶子


夏衣龍田川原の柳かげすずみに来つつ馴らすころかな /好忠


黒ぐろと幹を交ふる冬枯の木立のなかに鐘鳴りわたる/赤彦



10月29日(木)のつぶやき その2

2015-10-30 05:01:32 | 〈Twitter〉

木の間もる垣根にうすきみか月の影あらはるる夕顔の花 /定家


君になほあふ坂山もかひぞなきすぎのふる葉に色し見えねば /定家


春の日や兵船つづく海原の一方に見るむらさきの島/晶子


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


清水の音羽の瀧の音高み涼しくふくる夏の夜半かな /子規


見えない月に聞こえない夢涙か汗か血の匂い漂いて/篳篥巫鞠瑠


やごとなき御仏たちに供へたる火皿と見ゆる月見草かな /晶子


宇治川を舟渡せをと呼ばへども聞こえずあらし楫の音もせず /古集


栲領布の懸けまく欲しき妹の名をこの背の山に懸けばいかにかあらむ


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


一人ゐる春の夕の醉ざめに茶をかぐわしみよき菓子くひけり/子規


みそぎすとしばし人なす麻の葉もおもへばおなじかりそめのよを /定家


よの人の心の色にくらぶれば花のさかりは久しかりけり/一葉


すまの浦もしほのまくらとふ蛍かりねの夢路侘ぶとつげこせ /定家


袖振らば見も交しつべく近けども渡るすべなし秋にしあらねば/憶良


音羽山おとにききつつ逢坂の関のこなたに年をふるかな /元方


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


若き子の香ばしきこと云ふ中にまじらむと咲くうす色さうび /晶子


逢坂の山こえはててながむればにほてる月はちさとなりけり /良経


生れいでて命短しみづうみの水にうつろふ蛍の光 /赤彦



10月29日(木)のつぶやき その1

2015-10-30 05:01:31 | 〈Twitter〉

零時です。《熱い想いの情景》を詠んだ和歌をツィート。Dupinの熱い世界を感じてください。


ただ白く咲いて散るなら身に映し今が欲しいと月下に舞踊りたい/篳篥巫鞠瑠


夕焼の青草ふかく真鍮の烟管を石にはたきけるかも/赤彦


逢坂の関には人もなかりけり岩間の水のもるにまかせて /祝部成仲


あげまきの跡だに絶ゆる庭もせにおのれ結べとしげる夏くさ /定家


上野山土に霜降れりたまさかのいとま寂しく来りて歩む/赤彦


涼船かひのしづくにしるき哉隅田河原にいづる月かげ /子規


六時です。おはようございます。和歌《“Dupin の心情”》及び《Dupin の月》《Dupin の在地》をbot 形式で開宴しています。


Good_morning 。○:* :..。.。o○ o○☆ *:..。o○☆ ○ Happy_Thursday : 。・:。:*:・ '*:.★☆ *:..。o○☆★ 。o○☆★ 、.: *


@pante_bot パンテくんさんさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


@mistersui_bot ミスターbot 水曜どうでしょうさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


いつとても惜しくやはあらぬ年月を御祓にすつる夏の暮かな /俊成


ここにしてわが立ち見れば安房上總うららかに起き伏しにけり/千樫


たづね見るかひはまとに逢坂の山路に匂ふ花にぞありける /実朝


石上布留の早稲田の穂には出でず心のうちに恋ふるこのころ /抜気大首


泉河かはなみ清くくさす竿のうたかたなつをおのれけちつつ /定家


榊とる卯月になれば神山の楢のはがしはもとつ葉もなし /好忠


昨夜の花をととひの花露に濡れあしたにそよぐ月見草かな /晶子


伏しなびく青葦白き帆を一ぱいに張り夕焼の水/赤彦


さゐ河よ雲立ち渡り畝火山木の葉さやげぬ風吹かむとす /伊須氣余理比賣(古事記)


正午になりました。ただいま、和歌は《“熱い想いの情景”》《Dupin の好きな処》《Dupin の好きな歌人等》を開宴中!RT していただけると嬉しいです。


春の夜の月はすがしく照りにけり木の芽ひらきてやや影に立つ/耕平



10月28日(水)のつぶやき その2

2015-10-29 04:42:11 | 〈Twitter〉

正午になりました。ただいま、和歌は《“熱い想いの情景”》《Dupin の好きな処》《Dupin の好きな歌人等》を開宴中!RT していただけると嬉しいです。


濠の上を砂吹きゆけば樹末よりニコライ堂は高く見えたり/憲吉


宇治川を舟渡せをと呼ばへども聞こえずあらし楫の音もせず /古集


さくらいろの庭の春風あともなし問はばぞ人の雪とだに見む/定家


侘びて住む根岸の伏屋野を近み蛍飛ぶなり庭のくれ竹 /子規


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


いにしへゆあげてし服も顧みず天の川津に年ぞ経にける /人麻呂歌集


鮮らしきばらの剪花朝園の鋏の音をきくここちする /利玄


詠れば月はたえゆく庭の面にはつかに残る蛍ばかりぞ /式子内親王


夕されは秋風涼したなばたの天の羽衣たちや更ふらん /実朝


鎌倉の浅山峡をとほり来て白き砂丘は見えそめにけり/茂吉


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


たま水の軒もしどろの菖蒲草さみだれながら明くるいくかぞ /定家


風そよぐ楢の小川の夕暮は御祓ぞ夏のしるしなりける /家隆


畝傍嶺に遠眉かくる新月の新づま枕に君がよろしき /憲吉


天の川安の渡りに舟浮けて秋立つ待つと妹に告げこそ /人麻呂歌集


階上の戸を閉めに行く春の宵臆病の子もにくからぬかな/晶子


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


いその神ふるき都は神さびてたゝるにしあれや人もかよはぬ /実朝


まなかひに奈智の大瀧かかれどもこころうつけてよそごとを思ふ /若山牧水


春の雨ばらの芽に降りニコライへ明神の鳩遊びにぞ来る/晶子