零時です。《熱い想いの情景》を詠んだ和歌をツィート。Dupinの熱い世界を感じてください。
花散れば道やはよけぬ志賀の山うたて木ずゑを越ゆる春風/有家
水上に千とせすめとや定めけむ八十うぢ川の絶えぬながれを /俊成
鶺鴒が雲雀の声によく似るとこころに云ひてあふぐ春の日/牧水
春の月ときは木かこむ山門とさくらのつつむ御塔のなかに/晶子
花の色に染めし袂の惜しければ衣かへうき今日にもある哉 /重之
ま愛しみさ寝に我は行く鎌倉の水無瀬川に塩満つなむか/万葉集東歌
いつしかに春は暮れけりこころまたさびしきままにはつ夏に入る /牧水
夏衣龍田川原の柳かげすずみに来つつ馴らすころかな /好忠
ながむれば衣手かすむひさかたの月のみやこの春のよの空/実朝
Good_morning 。○:* :..。 ○ Happy_Saturday ★☆ *:..。o○☆★ 。o○☆★ 、.: *: 。:*:・ 、.: *: 。:*:・ '*:..。o○ o○☆ *:..。o○☆
六時です。おはようございます。和歌《“Dupin の心情”》及び《Dupin の月》《Dupin の在地》をbot 形式で開宴しています。
月みれば風に櫻の枝なべて花かとつぐるここちこそすれ/西行
七夕はうらめづらしく思ふらんこよひは雲の衣かへさで /俊成
背の山に直に向へる妹の山事許せやも打橋渡す /古集
きさらぎの天つひかりに飛行船ニコライ寺のうへを走れり/茂吉
袖振らば見も交しつべく近けども渡るすべなし秋にしあらねば/憶良
逢坂の関のせきやの板廂まばらなれはや花のもるらん /実朝
鎌倉はちさくはかなき夢の跡よまた頼朝の脊を拊つな君/鉄幹
宇治川を舟渡せをと呼ばへども聞こえずあらし楫の音もせず /古集
相坂の関の杉原下晴れて月のもるにぞまかせたりける /匡房