mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

2月28日(日)のつぶやき その2

2016-02-29 04:19:21 | 〈Twitter〉

正午になりました。ただいま、和歌は《“熱い想いの情景”》《Dupin の好きな処》《Dupin の好きな歌人等》を開宴中!RT していただけると嬉しいです。


夢よりもはかなき物は夏の夜の暁がたの別なりけり /忠岑


春のかぜ加茂川こえてうたたねの簾のなかに山吹き入れよ/晶子


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


相坂の関の清水に影見えて今や引くらん望月の駒 /貫之


麻衣着ればなつかし紀伊の国の妹背の山に麻蒔く我妹 /古集


古をしのぶとなしにいその神ふりにし里にわれはきにけり /実朝


天の川霧たちわたる彦星の妻むかへ舟はやも漕がなん /実朝


樹の上に鴉は鳴けり上野山土にあまねく霜ふる時か/赤彦


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


ほととぎす卯月の忌に忌こもるを思ひ知りても来鳴くなるかな /西行


山賤の契のほどや忍ぶらん夜をのみ待つ夕顔の花 /寂蓮


薪伐る鎌倉山の木垂る木を松と汝が言はば恋ひつつやあらむ/万葉集東歌


黒ぐろと幹を交ふる冬枯の木立のなかに鐘鳴りわたる/赤彦


うらみをやたちそへつらむ七夕のあくればかへるくもの衣に /定家


花傘をはこべる人は力み居りゆさゆさ搖れて花傘が来る /利玄


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


立田姫手ぞめの露のくれなゐに神代もきかぬみねのいろかな /定家


宇治川の瀬々のしき波しくしくに妹は心に乗りにけるかも /人麻呂


きさらぎの天つひかりに飛行船ニコライ寺のうへを走れり/茂吉



2月28日(日)のつぶやき その1

2016-02-29 04:19:20 | 〈Twitter〉

零時です。《熱い想いの情景》を詠んだ和歌をツィート。Dupinの熱い世界を感じてください。


うばたまのわが洗ひ髪ちらし髪金の襖子にふるる初夏 /晶子


よそめには盛んなること太陽をしのぐと知らぬ向日葵の花 /晶子


蝉の鳴く椎の老樹の木のうれに半ば見えたる夏雲の峰 /子規


思ひあまりいたもすべなみ玉たすき山に我れ標結ひつ /万葉集・巻七


春の日の御空曇りて隅田川櫻の影はうつらざりけり /子規


春ゆふべそぼふる雨の大原や花に狐の睡る寂光院/晶子


夕顔は端居の膳に見さだめて月より白し満ちひらきつつ /白秋


春の雨ばらの芽に降りニコライへ明神の鳩遊びにぞ来る/晶子


六時です。おはようございます。和歌《“Dupin の心情”》及び《Dupin の月》《Dupin の在地》をbot 形式で開宴しています。


@mistersui_bot ミスターbot 水曜どうでしょうさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


@mistersui_bot ミスターbot 水曜どうでしょうさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


Good_morning 。○:* :..。。o○ o○○ o○☆ ○ Happy_Sunday : *: 。:*:・ '*:..。o☆ *:..。o○☆★☆ *:..。o○☆★ 。o○☆★ 、.


石上布留の山なる杉群の思ひ過ぐべき君にはあらねど /丹生王


滝つぼにおりてみらくと苔青き五百個人岩群を足読みてくだる /左千夫


相坂の関の杉原下晴れて月のもるにぞまかせたりける /匡房


畝傍嶺に遠眉かくる新月の新づま枕に君がよろしき /憲吉


水無月の青き空よりこぼれたる日の種に咲く日まはりの花 /晶子


花は根に鳥は古巣に帰るなり春のとまりを知る人ぞなき/崇徳院


宗次郎に おかねが泣きて口説き居り 大根の花白きゆふぐれ/啄木


夏の月薄らにかかり砂浜の貝の葉めきてなつかしきかな /晶子


咲き満てる蓮の花の曇り久し上野山より鐘鳴り響く/赤彦



2月27日(土)のつぶやき その2

2016-02-28 04:23:13 | 〈Twitter〉

正午になりました。ただいま、和歌は《“熱い想いの情景”》《Dupin の好きな処》《Dupin の好きな歌人等》を開宴中!RT していただけると嬉しいです。


しるしらぬ相坂山のかひもなし霞にすぐる関のよそめは /定家


妹に恋ひ我が越え行けば背の山の妹に恋ひずてあるが羨しさ /古集


香具山と耳成山と闘ひし時立ちて見に来し印南国原 /中大兄皇子


いその神ふるの山べの桜花うへけむ時を知る人ぞなき /遍昭


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


天の川そひねの床のとばりごしに星のわかれをすかし見るかな/晶子


午過ぎてますます紅き薔薇の花ますます重く傾きゆくも /白秋


船に居て青き水よりいづる月見しここちするうす黄の薔薇 /晶子


真葛原浦風なるる夏の夜は秋立ちそむる蝉の羽衣 /式子内親王


くにうちに飢泣く民のあると聞けば花を過ぎつつ楽しとも見ず/左千夫


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


うらうらに照れる春日にひばり上がり心悲しもひとりし思へば/家持


風そよぐ楢の小川の夕暮は御祓ぞ夏のしるしなりける /家隆


ふるさとの春の夕べのなぎさみち牛ゐて牛の匂ひかなしも/千樫


きく人ぞ涙はおつる返る雁なきてゆくなるあけぼののそら/俊成


大汝少御神の作らしし妹背の山を見らくよしも /人麻呂歌集


つねよりもけふの暮るるををしむかないまいくたびの春と知らねば/匡房


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


庭もせに昼照草の咲きみちて上野の蝉の聲しきるなり/子規


栲領布の懸けまく欲しき妹の名をこの背の山に懸けばいかにかあらむ
 /丹比真人麻呂


ニコライの塔のかけらにわれ倚りて見る東京の焦土の色/晶子



2月27日(土)のつぶやき その1

2016-02-28 04:23:12 | 〈Twitter〉

零時です。《熱い想いの情景》を詠んだ和歌をツィート。Dupinの熱い世界を感じてください。


花散れば道やはよけぬ志賀の山うたて木ずゑを越ゆる春風/有家


水上に千とせすめとや定めけむ八十うぢ川の絶えぬながれを /俊成


鶺鴒が雲雀の声によく似るとこころに云ひてあふぐ春の日/牧水


春の月ときは木かこむ山門とさくらのつつむ御塔のなかに/晶子


花の色に染めし袂の惜しければ衣かへうき今日にもある哉 /重之


ま愛しみさ寝に我は行く鎌倉の水無瀬川に塩満つなむか/万葉集東歌


いつしかに春は暮れけりこころまたさびしきままにはつ夏に入る /牧水


夏衣龍田川原の柳かげすずみに来つつ馴らすころかな /好忠


ながむれば衣手かすむひさかたの月のみやこの春のよの空/実朝


Good_morning 。○:* :..。 ○ Happy_Saturday ★☆ *:..。o○☆★ 。o○☆★ 、.: *: 。:*:・  、.: *: 。:*:・ '*:..。o○ o○☆ *:..。o○☆


六時です。おはようございます。和歌《“Dupin の心情”》及び《Dupin の月》《Dupin の在地》をbot 形式で開宴しています。


@mistersui_bot ミスターbot 水曜どうでしょうさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


月みれば風に櫻の枝なべて花かとつぐるここちこそすれ/西行


七夕はうらめづらしく思ふらんこよひは雲の衣かへさで /俊成


背の山に直に向へる妹の山事許せやも打橋渡す /古集


きさらぎの天つひかりに飛行船ニコライ寺のうへを走れり/茂吉


袖振らば見も交しつべく近けども渡るすべなし秋にしあらねば/憶良


逢坂の関のせきやの板廂まばらなれはや花のもるらん /実朝


鎌倉はちさくはかなき夢の跡よまた頼朝の脊を拊つな君/鉄幹


宇治川を舟渡せをと呼ばへども聞こえずあらし楫の音もせず /古集


相坂の関の杉原下晴れて月のもるにぞまかせたりける /匡房



2月26日(金)のつぶやき その2

2016-02-27 04:22:44 | 〈Twitter〉

咲く花もほのかにみえて隅田河いり江を暗し霞む月かな /一葉


なきぬなり木綿附鳥のしだり尾のおのれにも似ぬよはの短き /定家


春の宵壬生狂言の役者かとはやせど人はものいはぬかな/晶子


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆

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夕ぐれはあじろにかかるひを故に人も立ちよる宇治のかは波 /定家


凍りつく声が途切れし深き夜燃える肌あり濡れて沈みて/篳篥巫鞠瑠


鎌倉の松葉が谷の道の辺に法を説きたる日蓮大菩薩/子規


たち出でていざ涼まばや夕がほの垣根に月もかかりそめにき /一葉


蝉の鳴く椎の老樹の木のうれに半ば見えたる夏雲の峰 /子規


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


おしてるや難波ほり江にしくたまの夜の光はほたるなりけり /定家


かぎりあれば衣ばかりはぬぎかへて心は春を慕ふなりけり /西行


一むらの葉廣柏に風過ぎて夕立寒し白川の関 /子規


夏引の白糸のてぐりまだしきに夜は短くなりにけるかな/好忠


寄りてこそそれかとも見めたそかれにほのぼの見つる花の夕顔 /源氏物語・夕顔


きのふ見し花の上野の若葉陰小旗なびきて氷売るなり/子規


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


五月雨は天の川原もかはるらむ八重立つくものなみの深さに /定家


泉河かはなみ清くくさす竿のうたかたなつをおのれけちつつ /定家


よの人は花にうかるる春の日のながきをひとり知るすまひ哉/一葉