白い月薄き今宵の罪酷に含み溺れる糸は切れずや
耀きに「繋がっている」君の声鼓膜に留め少しずつ聴く
背を撫でる時から明ける涙あり幻影の罠堕ちたくて今
逃げるのは夢の路行き精霊の時が消えゆき月下の二人か
見えない月に聞こえない夢涙か汗か血の匂い漂いて
凍りつく声が途切れし深き夜燃える肌あり濡れて沈みて
この糸を斬りたくはない織りなす身綾を絡める色は彩なり
取りた手を握りしめつつ吾が衣隠し繋ぎて女になりぬ
ただ白く咲いて散るなら身に映し今が欲しいと月下に舞踊りたい
夢ありて叫ぶ声すら薄れつつこの身引き裂きそれゆえ赤き
這う手留める月明かり映りし影は君の姿か悪霊か
耀きに「繋がっている」君の声鼓膜に留め少しずつ聴く
背を撫でる時から明ける涙あり幻影の罠堕ちたくて今
逃げるのは夢の路行き精霊の時が消えゆき月下の二人か
見えない月に聞こえない夢涙か汗か血の匂い漂いて
凍りつく声が途切れし深き夜燃える肌あり濡れて沈みて
この糸を斬りたくはない織りなす身綾を絡める色は彩なり
取りた手を握りしめつつ吾が衣隠し繋ぎて女になりぬ
ただ白く咲いて散るなら身に映し今が欲しいと月下に舞踊りたい
夢ありて叫ぶ声すら薄れつつこの身引き裂きそれゆえ赤き
這う手留める月明かり映りし影は君の姿か悪霊か