たすけて～

その日の帰宅は午後８時すぎでした。

ただいまぁ、と玄関を入ると、
「うぎゃ～、うぎゃあ～」という声。

この泣き方は緊急事態！

ミンちゃん、どうしたの！！

私には、この声の主がミンタに思えたんです、なぜか・・

すると、階段をトトトト・・といつもの調子でミンタが降りてくる。
あれ、泣いてたのミンタじゃなかったの？？

その間にも
「うぎゃ～、うぎゃあ～」

だれの声？

声をたどっていくと、そこはお風呂場。
そして泣いていたのは、窓辺に座り込んでいるエール。

エーちゃん、どうしたの？？

「うぎゃあ・・」


ウチのお風呂場、浴槽の奥に出窓があるんです。
この日は暑かったので、浴槽の湯は抜いて、風を通すために窓をあけてありました。
（・・と言っても、防犯上10cm程度だけでロックかけてます。
　もちろん、網戸、窓フェンス付）

この窓に行くには、浴槽のフチを歩き出窓に飛び乗らないとならないのですが、
行けたけど降りてこられなくなった・・ということらしい。。

抱き上げて下ろすと、エールの爪が私の肩にしっかり喰い込みました。
かなり心細かった様子。。

いったい、何時間いたんでしょうね。

子猫じゃないんだから、
降りてこられない所へは行かないのよ、エール・・



なんか疲れた・・・