最初って大変なのです。。

最初に・・・
ミンタは私たちにとって初めての猫です。

お互い実家にいた頃、私は犬・文鳥・ジュウシマツ・インコを飼い、
同居人さんは、熱帯魚・イグアナ・アライグマ・・
とにかくフツーではない生物を飼っていました。

・・というワケでミンタを育てるのは全く手探り状態。
近くに猫を飼っている家もないし、インターネットもなかった頃。
本屋にある「猫の育て方」を何冊も買いあさりました。

・・・ミンちゃんも大変だったろうに・・

飼うことを決めたすぐ後、まず動物病院で健康診断をしてもらおう・・と言う事に。
なにしろ、この猫がオスかメスかさえわからないのですから。。

同居人さん、電話帳を引っ張り出して片っ端から電話をしてました。
料金は・・？
避妊手術の時期と代金は・・・？

なにしろ箱入り猫娘ですから、大騒ぎでした。
（このときは「娘」とはわかってなかったっけ・・）

ようやく隣駅の動物病院に決めて、その後は健康診断モロモロすべておまかせ。。

で、避妊手術もそこでお願いしました。
（それまでに、ちゃんと去勢・避妊の助成金申請もしっかりしたし。）

入院前日夜からの絶食、絶水もクリア。

無事に２泊３日の避妊手術入院を終えて退院となりました。

ところが・・アレッ？

エリザベスカラーをすることもなくフツーに帰ってきちゃいましたが、
そのままで大丈夫か？

お腹は手術のあとなので、毛が刈り込んでありました。
（あたりまえの話ですよね・・）
キズ口、よくわかります。糸がついているのも見えます。
１週間後に抜糸に来てください・・とのことでした。

家に戻りましたが、やはり手術跡が気になるようで、
ミンタがしきりに糸をひっぱるんです。

・・・これってマズくない・・キズ口開いたらどうすんのよ？
　　　いや～な光景が頭に浮かびました・・

ハラマキを作ってつけてみました。。
鬱陶しがって取ってしまいます。。これじゃダメだ・・・

で、キズ口にバンド○イドを貼ってみました。
これなら糸も引っ張れません。。いい感じです。。
抜糸に行く時にはがせばいいや・・って思ってました。

・・・これが大間違いでした

抜糸の日・・
じゃ、バンソーコをはがして病院に行こう・・と思ったら、
はがれません・・
無理やりはがそうとすると、痛がるんです。。

仕方なく、そのまま連れて行ったのですが。。。

「すみません。バンソーコ、はがれなくなってしまったんですが、どうしたらいいでしょう・・・」

「これはですね・・」
・・・ビリッ

・・・「痛い～」って泣くヒマもありませんでした。
で、糸をチョンして終わり。。

その後もしばらく、ミンタはハゲたお腹をしつこく舐めていました。

ミンちゃん、ご迷惑おかけしました。。
私が余分なことをしたばかりに・・・

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それから数年の間に、エールとシータもそこの病院で避妊手術をしました。
もちろん、キズ口にバンソーコは貼りませんでしたよ。。

ちなみに、このときは「Ｋ動物病院」ではありませんでした。。