万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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2336 作者未詳

2012-05-25 | 巻十 冬相聞
寄霜

甚毛 夜深勿行 道邊之 湯小竹之於尓 霜降夜焉

はなはだも 夜更けてな行き 道の辺の 斎笹(ゆささ)の上に 霜の降る夜(よ)を


霜に寄せる

「まあ大変! 夜も更けてゆくではありませんか。道端の、清らかなササの上に、霜が降りる夜だというものを (もう少しゆっくりしていっては)」