寄雪
小竹葉尓 薄太礼零覆 消名羽鴨 将忘云者 益所念
笹の葉に はだれ降り覆(おほ)ひ 消なばかも 忘れむと言へば まして思ほゆ
雪に寄せる
「『ササの葉に、うっすらと降った雪が覆うわ。(それも)やがて消えてゆき、(季節が過ぎれば)忘れてしまうのですね』という、(きみを)ますます思わずにはいられない」
小竹葉尓 薄太礼零覆 消名羽鴨 将忘云者 益所念
笹の葉に はだれ降り覆(おほ)ひ 消なばかも 忘れむと言へば まして思ほゆ
雪に寄せる
「『ササの葉に、うっすらと降った雪が覆うわ。(それも)やがて消えてゆき、(季節が過ぎれば)忘れてしまうのですね』という、(きみを)ますます思わずにはいられない」