万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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2334 柿本人麻呂歌集

2012-05-23 | 巻十 冬相聞
阿和雪 千重零敷 戀為来 食永我 見偲

沫雪(あわゆき)は 千重に降りしけ 恋ひしくの 日長(けなが)き我れは 見つつ偲はむ

右柿本朝臣人麻呂之歌集出


「淡雪が、幾重にも降り続く。(あのひとに)恋して、久しい私は、(雪を)見ていて(報われない恋を)しのぶ」

右は、柿本朝臣人麻呂の歌集に出る