1956 作者未詳 2011-05-11 | 巻十 夏雑歌 山跡庭 啼而香将来 霍公鳥 汝鳴毎 無人所念 大和には 鳴きてか来(く)らむ 霍公鳥 汝(な)が鳴くごとに なき人思ほゆ 「大和へは、鳴きながら(飛んで)来ておくれ。ホトトギスよ。おまえが鳴くたびに、(今は)亡き人を追憶したいのだ」