万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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1946 作者未詳

2011-05-01 | 巻十 夏雑歌
木高者 曽木不殖 霍公鳥 来鳴令響而 戀令益

木高(こだか)くは かつて木植(きう)ゑじ 霍公鳥 鳴き響(とよ)めて 恋まさらしむ


「高い木は、絶対に植えないよ。ホトトギスが、(高い木のてっぺんに飛んできて)鳴き声が響き渡り、恋が募ってしまうからね」