過渡期ならではの問題では？

今朝の中日朝刊の記事、他にもネットで見たような気がするけれど今の若い人（就職期の人達）はビジネスとしての電話を使えないって問題・・・何年か前には携帯電話の普及でテレビ電話が普及するって言われたけれど、いつのまにやら尻すぼみになって、今ではそんなことも有ったなってレベル・・・相手の都合を考えずにいきなりその相手をさせられるっていう電話の特性が顔が見える見えないを問わずに嫌われているんでしょうね。

確かに連絡を取り合う範囲が限られているのならＳＮＳを媒体とした通信も有りかとは思うけれど、不特定多数を相手にするビジネスおいては先方（特にクライアント側）の都合に合わせるのはまだ当分の間、主流の座を譲らないと思うけれど、いかがなもんでしょう？
これまでの電話文化で育った世代がビジネスの第一線を退くようになるまでは、今までの電話マナーに関する不都合な部分がいろいろ取りざたされながら、世代を問わずに使いやすいものに収斂されてゆくと思いますが、現役を退いた私には関係無いこと・・・若い人からは「電話野郎」って罵られてもどうってことないですね、使い慣れた電話マナーでこれからも・・・どうせ先が知れてますから(*^^)v

電話以外でこの先大きな問題になりそうなのが「お金」・・・社会インフラが十分に整備されないまま、いわゆる後進国と言われる国々で一気に携帯電話が普及したように、偽札問題やパクリをなんとも思わない文化を抱える大陸のわがまま大国では現金を使わずにスマホで支払いを済ませる状況が凄い勢いで進展しているって記事を見ても、世界の流れはキャッシュから電子マネーの世界に移るのは必然でしょうね。

ここで問題になるのが日本人の特性と言うか、完璧なものにしてからしか市場に出さないっていう文化・・・仕事のやり方でもそうだけれど９０％くらいの完成度までは一気にやれても残りの１０％、特に残りの数％部分を完成させる労力はそれによって得られる効果とを対比すれば無駄としか言えないもの、そんなことに労力を使わずに実際に広く使われるようにして、想定していなかったような使い方などのフィードバックを受けて完成させるって手法を取り入れるようにならなければ世界の流れに取り残されるでしょうね。

何にしても私はあまり関係ない世界、技術者の自己満足での製品開発はガラパゴス化しかもたらさないってことを肝に銘じて新しいものに取り組んでいかないと、いずれは世界から取り残された後進国に成り下がってしまうような気がします(*^^)v

今夜はお仲間の皆さんとクリスマスパーティー・・・ということで早めのアップでした(*^^)v