雑記帳

日々の雑記帳です。

空ちゃん騒動

2010年01月20日 | 日記
今朝また空ちゃんと出会いました。
以前のテニスボールは無くしてしまったとのこと。今日は棒切れがボールの役目をしていました。私の方にも遠慮がちに持ってきます。棒切れって投げにくい!だから遠くへ投げることができず、空ちゃんは不満そうでした。

しばらくして、空ちゃんが飼い主の手を離れ、池の方の草むらへ降りて行ってしまいました。私とお連れのご婦人とは、飼い主と一緒に戻ってくるものと思い、先に進んでいました。

「空ちゃん、空ちゃん」飼い主の声が聞こえてきます。しばらくして私たちも空ちゃん失走?に気付き引き返しました。「空ちゃん、空ちゃん」あちらから飼い主、こちらから私たち呼べど呼べど空ちゃんは現れません。

ご婦人は時間が迫りお帰りなりました。

「空ちゃん、空ちゃん」と私は草むらに入り呼び続けました。空ちゃんのいる気配は全くありません。今通って来た道を引き返し、「空ちゃん、空ちゃん」と呼びました。
しばらくして草むらの方から、「ガサガサ、ガサガサ」という音が聞こえてきました。私は「空ちゃん」と呼ぶと、ワンちゃんは一気に私の方へ駆け上がって、飛びついてきました。「見つかってよかったね、空ちゃん」

安堵したのも束の間。

空ちゃんのひもをしっかり握り、私今まで犬を引っ張ったこと一度もないんです。ここでまた空ちゃんを迷子にしたらいけないと、そのひもだけに全神経を集中しながら、今度は空ちゃんの親探しです。

散歩で会う方なので、どこにお住まいなのかわかりません。

「空ちゃんのお父さん、空ちゃんのお父さん」と呼びながら、空ちゃんを引っ張ってというより引っ張られて、子犬でも結構力が有るんです。このまま引っ張られたら、私どうなるのかと思いながら、「空ちゃん、ちょっとえらいからもう少しゆっくり走って!」
どうにかして飼い主を探さねば!!!ああ腰が痛い!

公園の入り口付近で、空ちゃんグループのご婦人に会いました。「ああやったー」「空ちゃんの家知ってますか?」「家は知らないけど、近くに事務所があるから」
とにかく、飼い主の事務所へ行けば何か手掛かりが有るでしょう。
私の体は汗がびっしょり。
事務所へ着いても飼い主はおられず、ご婦人が空ちゃんを玄関の取っ手に縛ってくれました。

今日に限って携帯を持ち合わせなかったので、連絡のとりようもありません。家に急いで帰り、汗は吹き出し…。心当たりへ電話。どうにか飼い主へ連絡が取る手はずがつきました。

電話が鳴りました。飼い主から喜びの声が聞こえてきました。

ワンちゃんを飼うということは、とても体力のいることだと痛感し、一日中の体力を使い切った一日の始まりでした。

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