雑記帳

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高針の棒の手

2011年10月10日 | 日記

今日は祭り日和でした。

朝からお囃子が聞こえ、子供たちが神輿や獅子を担いで町内をにぎわしています。

神社で棒の手があるというのでちょっと見学に。
棒の手は戦国時代に農民が自衛のために身につけた武芸が始まりだそうです。

境内ではすでに棒の手が始まっていました。

まず、可愛い巫女さん  にお祓いをしてもらってから
棒の手の見学に。

棒の手は町内ごとに披露します。
その衣装も、藁草履もそれぞれ特徴があって思白いです。
鼻緒のところに花が付いている…目が引き寄せられました。

町内によっては、まだ幼稚園児?位の可愛い子が演舞を。
小さな体のどこからそのような声が?とっても元気で気持ちよ~い。
将来が楽しみな子たちでした。

棒の手は、竹のような棒はもちろん鎌や十手、槍に刀など農民が用いていたものが演舞に欠かせません。
私が興味を持ったのは傘。
演舞で傘がくるくる回るのは、とてもビジュアルです。
思わず動画に撮りました。
http://www.youtube.com/watch?v=2Idyo9616Oc&feature=youtube_gdata

演舞が終わると、色とりどりの折り紙で作った三角形のものが土俵?へ投げ込まれます。
それはおひねりだそうで、
「全部に500円玉が入っていたらいいね」
私におひねりの事を教えてくれた男性二人が冗談を言っていました。

一つのおひねりにどのくらい入っているのか?
子供たちはきっと楽しみなことでしょう。

境内で繰り広げられる演舞に見入る家族や観客。
昨今の心痛むことが多い中で、ここはのどかで静かな時間が流れます。

若手の顔には、この伝統文化を継承して行くんだという強い意志を感じ、ちびっこたちは何か分からない中にも何かを感じて…
このような人々によって、これからも代々引き継がれていくことでしょう。

そのようなことを思うと、心は今日の空のように晴れやかな気持ちになりました。

 

 


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