雑記帳

日々の雑記帳です。

倶梨伽羅不動尊

2010年11月29日 | 旅行

金沢2日目、日本海の大海原を見た後、娘は日本三不動の一尊として一千三百年の歴史を誇る、倶利迦羅不動尊の西之坊鳳凰殿へ案内してくれました。

ここは近くにある倶梨伽羅不動尊山頂堂の西之坊として、平成101010日に復興されたもので、平安時代の建築様式をもとにした左右75mの壮大な木造建築となっています。


地元の人からは「倶梨伽羅さん、倶梨伽羅さん」と呼ばれて親しまれています。

参拝客は疎らでしたが、周りの木々も彩りよく色づき、秋を十分堪能させてくれます。「胎内めぐり」もできると書かれていました。


夏には、万灯会が催されますhttp://blog.goo.ne.jp/green-freeplus/m/201008


境内には
キャンドルが並べられてキラキラと輝き、境内を流れる川では灯篭流しも行われます。万灯会当日は、麓に車を止めて境内までは徒歩で行きます。多くの人出で賑わっているそうです。


本堂は八重桜が有名です。また、春や夏に訪れたい場所です。


倶梨伽羅さんを後にして、車は石川県から富山県へと進みます。
県境には3つのトンネルがあり、倶梨伽羅トンネルを抜けると、そこは富山です。
この倶梨伽羅トンネルの近くでは、1183年、源氏と平氏による戦いがあり、「倶利伽羅峠の戦い」と呼ばれています。


白尾海岸

2010年11月27日 | 旅行

1122日、金沢2日目です。

朝食後、海を見に行きました。


1
昨年、娘の引っ越しの時、仮事務所の近くに海がありました。娘もここに住んで2年が経ち、この辺りの地図が頭に入ってきました。仮事務所があった方まで行かなくても、もっともっと近場で日本海が見られました。


ここ白尾海岸の一角に小さな建物があり、「シャワー室」などと書かれた看板が目に入ります。夏場は大勢の海水浴客でにぎわうのでしょう。でも今は、その面影はありません。

押しては返す波、2年前の引っ越しの時、心細い思いで眺めた波と変わりはありません。あの時は、昼過ぎ。今回は午前。でも海はあの時より、穏やかで凪いでいました。



波打ち際に近寄ると、砂浜にはタイヤの跡が。近くに車が止まっていました。


そういえば、引っ越ししてから1月後の11月、娘のところへ遊びに来ました。その時、定期観光バスで輪島へ行った帰り、バスは千里浜海岸の砂浜を走りました。千里浜海岸なぎさドライブウエイといい、この白尾海岸の延長線上にあります。

波打ち際をバスで走る…前日の悪天候と打って変わって、当日、とても良い天候に恵まれてこそ実現できたことでした。

砂浜を自動車が走れるなんて!砂質が固いんでしょうね。


「海の匂いがしないね」と言いながら、踵を返すと、海特有の生臭い匂いがかすかに漂ってきました。


兼六園ライトアップ

2010年11月27日 | 旅行

11月20日から23日、夕方5時半から9時まで、兼六園は無料開放されて雪吊がライトアップされます。

私も金沢へ行ったのが21日。偶然ライトアップを見ることができました。
一昨年の11月、初めて兼六園を訪れた時は、みぞれ交じりの雨と風が吹き、園内案内図を持つ手が凍えていました。

今回は夜。いか程の寒さになるのか、内心冷や冷や物でした。
そのような心配も徒労と終わりました。少しひんやりしてきましたが、風もなく穏やかな夜です。

あたりはすっかり暗くなり、5時半の開門を待つ人々が、茶店で、店先の縁台で、腹ごしらえをしています。

眼前の金沢城も木々の間から、淡く光を放ち幻想的に佇んでいます。

開門の時間が近づくにつれ、入口近くは人波で埋まります。
そこには鮮やかな色彩の和傘が7本、ライトアップされて、とてもあでやかです。

その美しさは、大勢の人に園内での期待を膨らませます。

人波がゆっくり動き始めました。淡い灯りが誘導してくれます。

池には雪吊が移り、それを助長するのが空に光る月。
至る所でどよめき、感嘆の声が聞こえてきました。

  

同じ感動を共有する人々の波は、閉門まで途絶えることがありませんでした。



幻想的な風景の余韻に浸りつつ、帰宅した私たちに待ち受けていた事。

カニ騒動が起こるとは…。


近江町市場でカニを買いましたが…

2010年11月25日 | 旅行

21世紀美術館、石川県美術館から近江町市場へ向かいました。

夕飯は「カニすき」です。

店頭には新鮮な海産物や、金沢野菜のレンコンなど、新鮮な野菜が並んでいます。
日曜日の午後の市場は、11月にはカニが解禁となり、まあまあの人出です。多くの観光客が青い保冷の箱を重そうに持っていました。

私たちも、美味しくてお値打ちなカニを求めて市場を物色。

どの店のカニが良いのか分からな~い。また、次の観光もあります。
あるお店で交渉すると、何かとてもお値打ちそうだったし、また足にタグの付いているカニもあったので…
8パイを(値段は秘密…恥ずかしくて言えません)購入しました。

カニはそこのお店に預けて、次の散策へと出発進行!!


夜、娘の住まいで夕食です。
カニをいっぱい、食べるぞ~(ちょっと言葉が悪いですね!)

「カニすき」用に、野菜を切り、お鍋に昆布を引き、だしを整え、
カニを入れよう…
カニの足が鍋からはみ出すので、足を折ってみると???

何かカニみそが水っぽく、カニの足から覗く身もいつも見ているカニの色と違う!
このカニは、茹でてあります。活カニではありません。
「こんなの食べたらお腹が痛くなるのでは~」
「誰かに聞いてからでないと食べれないわぁ」

先ずは、購入したお店へ電話…名刺をもらっていたけれど通じず。
知り合いに電話…実物を見ないとわからない。
夫…呼び出しはしているが、応答はなし。

結局、恥を忍んで、娘の大家さんのところへ聞きに行きました。
カニの状況をお話しすると
「そのカニはやせているでしょ!身がしっかり入ってないと味噌もそのように水っぽくなるんですよ。」
その話を聞いて、私はほっとしました。腐っているわけではなかったんだ。
「我が家は夫が魚屋で、市場に勤めているんですよ。」
そのような大家さんの話を聞いて、大いに納得し、安心して部屋に戻りました。

もちろん言い訳も忘れません。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」

その後、心から安心してカニを味わうことができました。
その味は?
美味しい物を食べたかったら、やはりある程度お金を出さないといけません。
でもカニの見分け方、少し学んだ気がします。


金沢21世紀美術館

2010年11月24日 | 旅行

今回の旅行で撮った画像を削除してしまったのですが、知り合いの方にソフトで回復してもらいました。
この場をお借りして、お礼申し上げます。感謝感謝です。ありがとうございました。

21日、日曜日の金沢は、風もなく快適。
午後1時頃、元気な母娘は21世紀美術館http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=30&d=7めざして進みます。

美術館は日曜日ということもあり、結構な賑わいです。
館内は日当たりが良く、歩いてきた我が額に汗がにじみます。

 「スイミングプール」は上から見ただけ。下には行きませんでした。

 「雲を測る男」

 「緑の橋」 写真はガラス越しです。
これらの画像の説明は、上記のWEBページをご覧くださいね。

今回は時間が無かったので、とりあえず無料で見られるところだけを回りました。

その後、国宝の「香炉」がある県美術館へと向かいました。
こちらは、兼六園の道を挟んだ向かい側にあり、21世紀美術館からも遠くありません。

ここへ行く真の目的は、館内の世界的なパテェシエ辻口博啓の創作菓子のお店です。
同じ目的の先客が多くて、創作菓子は口に入りませんでした。

21世美術館の方が、若い人や若い親子連れが多かったように思います。

どうも美術鑑賞より、食い気優先の私です。