11月4日のブログの続きです。
インターネットで色々と知識を得て、ピアノ鍵盤型アコーディオンに狙いを定めた私が早速向かったのが、心斎橋の三木楽器さん。20万近いHohnerと5万あまりのTascanni(中国製だそうです)をしばらくとっかえひっかえしながら触らせてもらった結論。「安くて軽い方ください。」
正直言って、音色の違いがほとんどわかりませんでした。Tascanniのアコーディオンでも、自分には十分いい音に思えたのです。で即決でお持ち帰りして早速いじくりまわしはじめたのですが、数日で、自分の判断は間違っていたことに気づかされました。
一番問題だったのは音の立ち上がりにムラがあること。それからMMで鳴らしたときのピッチのずれにもかなりムラがあること。そしてさらには壊れやすい事。音が出にくくなったり、低い音のピッチがおかしくなったり、ある時ついに左手のボタンの一つが埋もれたまま戻らなくなってしまいました。そんなこんなで交換修理の繰り返し。もちろん初期不良の一種でお金はかかりませんでしたが、満足に練習が続けられない日々が続いてしまいました。
ちょっと音を鳴らした時の音色よりも、ちゃんと作りこんでいて、しっかり仕上げもしているか、といった部分が大切なのだな、とその時理解しました。
そんな情けないアコーディオンでしたが、それでも、「アコーディオンというのは、思っていた以上に表現力豊かな楽器だな」とは感じさせてくれました。そんな落胆と希望を胸に、次のアコーディオンを求める旅が始まります。
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僕の手にしたTascanniは、何度も修理に出しましたが、全ての楽器がそうなのかはわかりません。
ただ、結局、値段と性能は見合っているように思います。ただ、しっかりメンテナンスしてくれる人が近くにいるなら、Tascanniでも大丈夫かもしれません。
http://www.accordion.jp/yaneura/choice.htm
こちらのページなども参考になさってはいかがでしょうか。