満月倶楽部

大阪発のハープとアコーディオンのデュオです。

完敗でしたね

2012年08月11日 | 日々の暮らし
韓国のプラン通りの試合になってしまいました。十数年前の韓国戦みたいな試合。


初め、がんがん前からプレス。それが効かないと分かるや、一転して日本にボールを持たせます。あとは放り込みで、ドン。なんとシンプル。

ディフェンス的には、あれで点を取られてしまうのなら、どんな戦術戦略も無意味になってしまいます。屈強で老獪なFWが一人二人居れば、それで勝負あったですから。

一方、攻撃に目を向けると、日本はあくまで綺麗にパスで崩すことにこだわります。バイタルエリアでパスを回そうとすればするほど、可能性が低くなっていく様に見えました。
都合の良いパスコースなんてそうそう空いているわけないわけですから。パスコース探す一秒で、状況は更に悪くなります。仮にそのパスがうまく通ったとしても、次のパスコースを探す一秒で、次の可能性がもっと低くなります。これを繰り返せば、相手にボールを奪われるのは時間の問題です。

受け手の動きもずいぶんと少ない様に見えました。

素人考えですが、もっと早めに放り込む、遠目からでも打つ、ドリブルでつっかける、などの変化が必要なのではないか、と思いました。


体と同じように、あるいはそれ以上に頭も疲れていたんでしょう。連戦の条件は同じとはいえ、伝統的にタフさでは韓国に敵いません。それにあちらは、日本戦になると、何故か強さ三割増しですし。


ネットの掲示板では、相も変わらず戦犯捜し。「こいつのせいだ」と決めつけて、その選手(あるいは監督)を責める事によって、自分の不満を解消しようとする心の貧しい人たちが沢山います。もうそういうの卒業しようよ。
選手達をリスペクトしなきゃ。

誰か一人二人の責任じゃない。みんなが少しずつ及ばなかっただけ。


特に今回は、初戦スペインを破る予想外の大金星。三試合で帰ると予想していたのに、六試合も楽しませてくれたわけです。
これが今の実力。それぞれのサッカー人生にとって、かけがえのないこの経験を、上手に生かして、もっともっと良い選手になって、再来年、ブラジルで輝いてください。


お疲れ様。関塚ジャパン。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ご褒美は兵役免除 | トップ | GBサッカー大会も終わり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿