満月倶楽部

大阪発のハープとアコーディオンのデュオです。

今年最後のワイン会 その2

2011年12月30日 | 日々の暮らし


左から三本目と四本目は、いずれも2005ムルソー。左がLes Tessons村名、右は、Charmesプルミエクリュです。作り手違います。村名の方は、樽が結構前に出ている感じ。プルミエクリュの方はさほど樽を感じなかったのですが、それは、元になるワインがしっかりしているからだそうです。もう少し待ちたい感じとのこと。

赤は1987年のじょせふぼわいよ。Boillotという有名な作り手がいるそうですが、こちらはVoillot.ヴォワイヨですね。
いずれもヴォルネのプルミエクリュです。左がシャンパン、右がフルミエ。シャンパンの方が南寄り、ムルソーに近く、石灰質土壌の影響が大きいため、ミネラル感のあるかっちりした感じになります。でも何となく逆に感じてしまいました。シャンパン、フルミエというのは、ヴォルネ村の中にある畑の名前です。
これが、24歳とは思えない程若々しくてびっくりしました。2001年と読んだ私はおおはずれ。

そして、右から二番目が1985年まさかのコートロティ。コートロティとか、シャトーヌフドパプの良いものは、何十年も経つと、ブルゴーニュに近づいていきます。
最後は、同じくJoseph Voillotフルミエの1982年垂直でした。こちらは、まもなく30歳。しっかりと枯れた味わいは、さすが、と。

誘って下さった楠田先生いつもありがとうございます。
参加したみなさま、美味しくも楽しい時をありがとうございました。



さて、みんなと別れて向かったのが、桜橋の「カフェサボテン」。聘珍樓から徒歩2-3分のところにあるこの店で、としぴーが今年最後のライブをやるというのでかけつけましたが、間に合わず。としぴーとちょっとだけ飲んだ後、そのへんにいたこっきーを拉致して二軒。



無理矢理付き合わせてごめんね。
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久々のワイン会 その1

2011年12月30日 | 飲み食い
@聘珍樓でございました。飲んだワインは、こんな具合でございます。



左から、2000アグラパールミネラル、2000クロデゴワッセ、以上がシャンパーニュです。
同じ2000年でも、デゴルジュマンの時期が何年か違うので、味わいもかなり違ってきます。前者がデゴルジュマン早い方、後者が遅い方。
コルクの形も変わってきます。



デゴルジュマンが早いということは、ドサージュティラージュも早いと言うことですから、より長い間コルク栓をしていた事になります。その分、栓を抜いても、細く固まったまま、と言うことになります。
左が、アグラパール、右がクロデゴワッセでごわす。
ちなみにデゴルジュマン前の栓はビールの王冠みたいなものが多いようです。

クロデゴワッセというのは、こんな急斜面の畑でごわす。



フィリポナというメーカーのモノポールだそうでごわす。

お味の違いはというと、アグラパールの方がより香りが高く、クロデゴワッセの方ががっちりとして飲み頃にはあと数年を待たなければならない感じでしょうか。
アグラパールはブランドブランなのですが、黒ブドウの比率が高い、などと言ってしまいました。熟成によって深みが出ているわけですな。それに対し、フィリポナのクロデゴワッセは、7対3位で、ピノが多いそうでごわす。デゴルジュマンが遅いということは、それだけ、澱とともに寝かせておいた時間が長いということでごわす。
あくまでイメージですが、デゴルジュマン前は、ワインにどんどん骨格がついていき、デゴルジュマン後は、徐々にまろやかに華やかになっていく、そんな印象でいいのかな。


続く。
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