満月倶楽部

大阪発のハープとアコーディオンのデュオです。

録音快調?

2007年01月25日 | 楽曲
デモCDが出来つつあります。
こうして改めて録音すると、演奏の稚拙さが浮き彫りになって、少し落ち込みますね。でも、それが現在の実力であることをしっかりと受け止めて、日々精進していかなければなりません。

いい発見だってありますよ。
普段アコーディオンを演奏していて、こうだったらいいのにな、と思う所の一つに、右手と左手の音量バランスがあります。どちらも一つの蛇腹の押し弾きで調節するので、こればっかりは変えようがありません。リズミカルな曲なら、左手のボタンを押している時間を短く切ることで、多少のバランス調節は出来ますが、右手も左手もロングトーンとなると、音量バランスの変えようがありません。

それに対する答え、と言うほどでもないのですが。
自分の演奏を聴いていて、どうもメロディが前に出てこないなあと思っていたら、マイクに対してやや左を向いて演奏していたのです。それで左手の方の音が大きくなってしまっていました。試しに、やや右を向いて演奏すると、メロディがしっかりと立ってきたではありませんか!
つまりは、右手のバランスを大きくしようと思ったら、自分が聴衆にあるいはマイクに対して、鍵盤を見せる方の角度を向いたらいいのです。体をちょっと上手(かみて)に振るということですね。これで万事解決というわけにはいきませんが、何もしないよりはマシなはずです。

考えたら当たり前のことなんですが、演奏している立場としては、自分の耳と楽器の位置関係は変わる事はないので、なかなか気づきにくい事でした。

問題は、ただでさえ、右手、左手、ベローの押し引きと気を遣わなければならないことが沢山ある中、体の角度まで気を遣うことが出来るのか、ということですね。
はあ大変。(S)
コメント
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