満月倶楽部

大阪発のハープとアコーディオンのデュオです。

私とハープとの出会い

2006年11月28日 | 楽器&練習
「いろいろな楽器がある中で、どうしてハープを選んだの?」と、人からよく尋ねられます。正直申し上げてその度に、あちゃー、またこの質問だと思ってしまいます。スマートな答えがあるとかっこいいのですが、やっとこさハープに巡り会えたって感じかな?

母からの勧めでピアノを習ってみたものの、いまひとつ好きになれず、お稽古の前の日にちょこっと練習するぐらいで落ちこぼれ生徒でした。そのうち音楽高校で声楽科に在籍していた姉にならって、歌を習い始めたのですが、ボイストレーニングの後には息の音だけで、声にもならない声帯の弱さのため、これまた駄目でした。

もう、音楽は諦めようと思っていた頃、姉のクラスにハープを専攻されている方がいらして、その方のお家にお邪魔した時、初めてハープという楽器を近くで見せてもらったのです。その姿の美しさにボーッとみとれていたところ「こんな音がするのよ」と、ポロロロ~ンと演奏して下さり、当時14歳だった私は、口があんぐり状態でした。なんて優雅で人を包み込むような優しい音色なんだろうと、そして、直接自分の指先で弦をはじいて音を鳴らすこの楽器を、自由に演奏出来たらどんなに素敵だろうと、さっそく先生を紹介して頂いたのがきっかけです。(R)
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