満月倶楽部

大阪発のハープとアコーディオンのデュオです。

神の左手が欲しい

2006年11月19日 | 楽器&練習
アコーディオンは左手で音の大きさを操作します。右手で鍵盤を押さえた後が左手の出番です。そこからどんな表情をつけるかは左手次第。一旦押さえれば次はいつ指を離すかという以外には表現の選択肢のないピアノなどとは全く別種類の楽器といわざるを得ません。感覚的に言えば、ピアノの鍵盤は「叩く」、アコーディオンの鍵盤はまさしく「押さえる」という感じでしょうか。右手でどんなに強く鍵盤を叩こうがそんなことは奴にとっては無関係です。音の強弱に関する全ての権限は左手が握っています。このことに慣れるまでにかなり苦労しました。というか、まだ慣れていない状態と言えます。たまに力がはいると、右手の鍵盤を「叩いて」しまう自分がいます。その上ボタンが120個もあります。120個のボタンを縦横無尽に押さえながら蛇腹の押し引きで表情を操らなければいけない左手。
今まで肩こりなどとはとんと縁がなかったのですが、今は慢性肩こりの状態です。特に左肩。
おっと泣き言はこのくらいにして練習に取り掛かることにしよう。何しろ昨日飲みすぎであんまり練習しなかったからな。ボジョレー解禁だそうで。
コメント
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