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私が最近見た映画 ※ネタバレあり

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野性の証明 #174

2005-01-13 | や行映画
1978年 日本 143分 角川映画第3弾

♪男は誰も皆、無口な戦士 というテーマ曲が懐かしい高倉健版ランボー!スタートから飛ばしまくり、惨殺しまくりで約2時間半。首が飛ぶは、斧を脳天に叩きつけるは、そりゃ凄いことになってる。昨今のCGほど綺麗じゃないけどその分、頭をかち割る音が聞こえてきそうなシーンが続いた。高倉健が元自衛隊特殊部隊の野性の血を甦らせてからは特に凄い。森に仕掛けたワナで自衛隊を一網打尽にする。特殊部隊と一般自衛隊を見分け、戦い方を変えたり、もちろん銃の腕も一流、最高級の戦士であることを証明していく。いち早く彼の実力に気付いていた松方弘樹が自ら制圧にヘリコプターから彼を襲い、一騎打ち。本物の戦車や銃を使ったロケは日本では無理だとアメリカで行なったらしい。

そのストーリーはというと、自衛隊特殊部隊の訓練で山中に取り残された味沢(高倉健)が、村の大量殺人に出くわす。奇病に取り付かれた犯人が村中を皆殺しにした後、自分の娘を殺そうとした直前、斧で頭を叩き割り少女を救出する。数年後この殺人を理由に自衛隊を辞職した味沢は唯一生き残った少女を引き取り羽代市で生命保険の外交員として働いていた。そこへ交通事故の死体があがり、保険金を請求される。事故を調査する味沢は、この事故を不審に思う新聞記者の越智朋子と出会う。彼女はかつて大量殺人事件の際、味沢を助けようとして事件に巻き込まれて死亡した女性の双子の妹だった。

この事件をきっかけに大場総業会長(三國連太郎)が関与している砂利採取場をめぐる汚職事件に巻き込まれた味沢らは、大場会長の手先のやくざ(成田三樹夫)土建屋(梅宮辰夫)らと抗争になってしまう。裏では刑事が片棒かついでいたり、冷酷な幕領(丹波哲郎)の姿もあった。そして大量殺人事件をしつこく追う刑事(夏八木勲)も絡み、越智朋子が殺され、ついに味沢の野性が爆発する。

・・・

デビュー作となる当時14歳の薬師丸ひろ子は、自分を助けた男であり、父を殺した男を父と思っている記憶喪失の少女を演じている。最初は役柄通り田舎の姉ちゃんっぽい感じだが、最後まで高倉健と共にする姿は「レオン」を髣髴させ、この後大女優への道を歩むことになっていく。

自衛隊をここまで悪に描いて本当にいいの?と思ってしまった。テロリスト味沢に仕立てて合法的に抹殺しようと、拳銃を持っただけの生身の人間に戦車やヘリなど大人数で対抗していく。

ラストは本と映画両方のCM戦略として別の結末になっている。犬神家-人間の証明-野性の証明でこっそりキャストがかぶってるので発見するのも楽しい。

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4 コメント

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懐かしい。 (ぽこ)
2005-01-15 19:23:26
最後の「おとうさーん」の叫びは今なお耳に残っています。

子役の薬師丸ひろ子もよかったですが、とにかく自衛隊が非常に怖かったです。



最近DVDでついに発見したので、観たらまたトラックバックしますね。
薬師丸ひろ子 (映画のせかいマスター)
2005-01-16 18:25:25
なぜかガングロ顔でしたね(笑)このとき高倉健に大学進学を勧められた彼女は、人気絶頂期に学業のため1年くらい休業しました。薬師丸ひろ子特集もそのうちやりたいと思っています。ベストはセーラー服と~ですかねー。
観直しました。 (ぽこ)
2005-01-30 19:41:10
というわけでトラックバックしました。

前に観たときには特殊工作隊との戦いが主だと思ったのですが、意外と後からでしたね。

やっぱり最後はなんとも言えない気持ちになってしまいました。
Unknown (映画のせかいマスター)
2005-01-30 19:53:07
コメントありがとうございました。この映画は結構好きでした。自衛隊が凄いことになる映画はこの時代流行っていたようで、同じ年に「皇帝のいない八月」という松竹映画がありました。早速明日の朝アップしますね。こっちも凄いですよ~!

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