1979年 アメリカ 105分 アカデミー賞
ある日妻が出て行った。残された7歳の子供と父親の生活が始まる。バリバリのキャリアを持つ父だったが、子育てと仕事の両立は困難で、遅刻などのミスが目立ち始め、ついにはクビになってしまう。そこへ現れた妻は子供を引き取りたいと言い始める。やっと子供に愛情を感じ始めた父は裁判で争うことを決意する。
離婚親権をテーマにしたドロドロした元夫婦間の争いを描いているが、二人の争うシーンが少なく浮気なし、暴力なしの離婚であったためかどぎつい感じはあまりない。むしろ父と息子の心温まる交流がうまく描かれて爽やかな感じである。妻が出て行くまではほとんど仕事一筋だった父が、最初は仕事の書類にジュースをかけられて怒ってばかりだったのが、だんだんと変わってくる。中でもお遊戯会でセリフを忘れた子供に客席から語りかけるシーンは印象的だった。むかーし見た記憶では公園で遊具から落ちて怪我する所しか覚えてなかったのだが。最初ぐちゃぐちゃのフレンチトーストしかできなかった(これがまた乱暴な作り方で笑えてしまう)朝食も最後の方は手際良く2人の共同作業でできるようになっている。裁判で隣人の婦人が語るよう、「今の父子を見たら考えが変わる」ような2人になっている。
ラストもホッとさせられてよかったよかったと胸をなでおろす作品。ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープ、作品賞も含めてアカデミー賞を総なめにした。
ある日妻が出て行った。残された7歳の子供と父親の生活が始まる。バリバリのキャリアを持つ父だったが、子育てと仕事の両立は困難で、遅刻などのミスが目立ち始め、ついにはクビになってしまう。そこへ現れた妻は子供を引き取りたいと言い始める。やっと子供に愛情を感じ始めた父は裁判で争うことを決意する。
離婚親権をテーマにしたドロドロした元夫婦間の争いを描いているが、二人の争うシーンが少なく浮気なし、暴力なしの離婚であったためかどぎつい感じはあまりない。むしろ父と息子の心温まる交流がうまく描かれて爽やかな感じである。妻が出て行くまではほとんど仕事一筋だった父が、最初は仕事の書類にジュースをかけられて怒ってばかりだったのが、だんだんと変わってくる。中でもお遊戯会でセリフを忘れた子供に客席から語りかけるシーンは印象的だった。むかーし見た記憶では公園で遊具から落ちて怪我する所しか覚えてなかったのだが。最初ぐちゃぐちゃのフレンチトーストしかできなかった(これがまた乱暴な作り方で笑えてしまう)朝食も最後の方は手際良く2人の共同作業でできるようになっている。裁判で隣人の婦人が語るよう、「今の父子を見たら考えが変わる」ような2人になっている。
ラストもホッとさせられてよかったよかったと胸をなでおろす作品。ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープ、作品賞も含めてアカデミー賞を総なめにした。
「地獄の黙示録」も、この前BS2でやってたのをビデオにとってあるのでそのうち見ます。^^
では!
私もクレイマー・クレイマー大好きです。中でも本文にもある当初は満足に作れなかったフレンチトーストが終盤には手際よく作るシーンやホフマンが子供にアイスを食べちゃいけないと叱るシーン等が印象的です。
ダスティン・ホフマンにメリル・ストリープもそうですが、子役の子も受賞はならなかったけど助演男優賞にノミネートされただけあってキャストも秀でた作品ですね。
アカデミー賞では地獄の黙示録との一騎打ちが予想されていたそうですが、蓋を開けてみたら本作が総なめということで、底力を感じます。
ラストは結構良かったですよ~。心温まります。
だんだん見返したくなってきたでしょ?
そうそう、ダスティンホフマン、良かったですねー。好感度高いっす。
やはりフレンチトーストの場面は覚えております。
夫婦が元に戻ってくれたら・・・と思っていたようにも記憶していますが、確かそんなに甘くはなかったですよね。
でも、この二大俳優さんの演技力は怪物状態です(笑)