土曜日に私の祖母が亡くなりました。
94歳のお誕生日を迎えたその日のことでした。
2年半ほど前から入院しており、いつかはお別れが来るとは思い、覚悟はしていましたが、
実際にお別れの日が来ても実感がわかず、不思議な感じがしています。
通夜、葬儀のために、日曜に主人とハルと一緒に実家に帰りました。
おばあちゃんは棺に入り客間で眠っていましたが、ハルはおばあちゃんの顔の側に
自分で椅子を持ってきてずっと覗き込んで、ニコニコご機嫌で離れようとしませんでした。
おばあちゃんにもいっぱいかわいがってもらったので、ハルなりに感じるものが
あったのかもしれませんね
「あれれ、ひいおばあちゃん、何で箱の中でねんねしてるの?
出てきて一緒に遊ぼうよ~」と誘っていたのかもしれませんね
そんなハルを見て大人たちは「おばあちゃんもきっと喜んでるねぇ」と温かい
気持ちになりました。
通夜・葬儀はハルは主人と一緒にお留守番してもらいましたが、出棺のあと納棺
までの間は葬儀場でご機嫌でいてくれました。
葬儀の後、ひいおばあちゃんは小さな箱に入っておうちに帰ってきました。
ハルはロウソクの炎をじっと見つめたり、りんを鳴らしたりしてひいぼおばあちゃんと
お話してるようでした
人が亡くなるのはとても悲しいけど、残された私たちはその方の分まで精一杯生きて
いかなければと思います。
おばあちゃん、頑張って生きていくから、天国から見守っていてね。