WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

つながる想い~メディアへのみんなの期待を感じながら・・・。

2008-03-20 11:13:14 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
私はテレビを愛しています。

でも子供にはテレビはほとんどみせません。
時間があったら、
子供とは外で遊びたい。
いっしょに家庭菜園の世話をしたい。
プラレールやりたい。
お喋りや本の読み聞かせをしたいです。

また私自身も、
ひとりの時間が出来たら、
まずは本を読みます。
音楽を聴きます。
少し余裕があったら映画(DVD)を観ます。
そしてネットで情報収集をし、
仲間との情報交換をし、
ブログを書きます。
テレビは本当に観たいものを
厳選してみます。

そして、同じ選択をする人が
いま世の中には確実に増えてきています。

時代の流れなのかな・・・と思いつつも
ときどき、それが残念になります。
私はテレビを愛しているので、
「それでいいのか?」
と思います。

そして素晴しい創り手、素晴しい裏方たちの
顔が目に浮かびます。
彼らのつくるものは本当に素晴しいです。
そうした作品、
想いとチームワークの結晶をみるとき、
私はテレビが持つ夢と力を感じます。

私は、きっと、
「テレビというメディアの持つ力」
を信じたいのだと思います。

青臭いと思われようと、
「テレビには、世の中を良くする力があるんだ」
と信じて、
それを追求していきたいのだと思います。

そしてそうした志を持つ人が
テレビの世界の中に、
まぎれもなく存在します。

私自身は番組をつくることはできませんが、
仲間たちの想いやアンテナや感性、
そしてそのプロフェショナリズムに誇りを持ち
いつも応援しています。

そして高い志を持つそのひとたちに、
私の周りにいる志の高いひとたちの
「環境への想い」
をつなげていきたい、
そんなことを考えています。

例えば、
サスティナビリティについて
本気でメディアに考えてもらいたい

そう考える人は多いです。
そしてそれを本気で実現しようとしている人もいます。
両方いるのです。
それらをつなげたい。
そしてそれを、
メディアと通して、
さらに大勢のみなさんにつなげたいのです。

そのためにはどうすればいいのか、
いつも考えています。

まず、これだけ情報が氾濫する中、
理屈ではなく、知識、理解だけではなく、
どう五感に響かせるか?
どう、心に響かせるか?
それが大切だと感じています。

さて、実はこの「心に響かせる」という言葉は、
私の友人と気象キャスターの方の言葉です。

環境のボランティアで知り合ったこの友人は、
忙しい身でありながら、
私が目指しすものについて
多くのアイデアとヒントをくれました。

そしてそのその気象キャスターの方が
こう仰っていたのが私の心に響きました。

*******

持続可能な社会のシナリオを
映像化してほしいです。

いたずらに危機感をあおる
センセーショナルな未来映像ではなく、
こんな未来も作れるのだ、
という希望を抱かせる美しい
夢のある映像を見せることによって、
世の中を変えてほしいです。

*********

素敵なお考えだと思いました。

このお話を聞いて、
まさにトトロの森が、
ナウシカが腐海の森の地下で
自然の力に涙したシーンが
まざまざと蘇りました。

私たちがふだん環境に関する活動で
扱っていることは
客観的な情報であったり
ニュースであったりしますが、
そうした活動を通して、
いつしか心も繋がってきます。
地球をよくしたいという気持ちは皆同じだから。

環境への想いが人から人へとつながったという
個人的な体験を通して、
ひとりでも多くの人に心をつなげたい、
心に響くようなものを伝えたい、
そんなことを感じています。

環境に携わる方の多くが
メディアの力が、
環境問題や温暖化対策における
大きな梃子になると仰ります。
そして本当に大きな期待を寄せています。

その期待に応えてくれるであろう創り手の顔が
私には頭に浮かびます。

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