なりゆきでボランティア～はじめてのテープ起こし編

初「テープ起こし」です。

「出版部だった癖に初？」
と旦那に言われたので、
説明すると、

版元（本を出す会社）の担当者のお仕事は、
文章を書くことじゃないんです。

企画を考えて企画書を書き、
それに予算書をつけて
企画会議とかで説明したりします。

並行して、
デザイナーさんや
編集者さんや
カメラマンさんをお願いしたり
印刷会社さんを決めたり、
撮影のためのスタジオおさえたりもします。

どこの会社でもそうでしょうが、
企画会議を通らないと本を出せないので、
ざっくりと予算をたてて、
損益分岐点を計算したり、
宣伝計画を出したりします。
書かなきゃいけない書類が
ごちゃごちゃとあります。

スケジュール管理とか
予算管理とか
いろんな契約とか
著作権処理とかが
主な仕事です。
まあ、管理したり処理したりが
仕事といっても過言ではないでしょう。

そしてあちこちに
「宜しくお願いします」とか
「お忙しいところおそれいりますが」
などとお願いしたり、
何かあると
「このたびは大変申し訳ございません」
などと謝ったりするのが仕事です。
（クレーム処理と謝ることは重要な仕事です）
チームに不協和音が流れないように
明るいムードづくりとか、
情報が滞らないようにするのも仕事です。

イベントがあったら、
営業部隊といっしょに
本を売りにいったりもします。

話が長くなりましたが、
だから、
「テープ起こし」は、
頼んだことはあっても、
やったことがありません。

だから凄く新鮮です。

これからやりまーす。
ヘッドホンしながら文字打つのって
パソコン教室以来で新鮮ですよん。
楽しい。

ラッキーにも、
先日聞き逃したシンポジウムのものなので
一石二鳥です。