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温泉へGO! あらすじと感想  (第59話)

2008年11月20日 | 温泉へGO!
愛の劇場 温泉へGO!
59話 「涙の決意」



大樹からプロポーズされた千尋は、突然のことに戸惑ってしまいます。
ドバイに新しくできるホテルのスタッフとして大樹を迎え入れたいと
学生時代の友人から話をされたと言い、千尋についてきて欲しいと。
その話を知った仲居たちも、千尋がプロポーズを受けるのか気になる様子。

電話をかけてきた涼は、薫から大樹のことを聞き
その話は、以前から聞いていたことだと言いました。
いい話だから行くように勧めたと話す涼に
大事な部下を手放して寂しくないのか?と尋ねられると
可愛い子には旅をさせろという心境なのだと・・・
自分は入院中で相談に乗れないから何かあったら薫に頼むと。


世界屈指の高級ホテルが立ち並ぶドバイから声がかかり
千尋へのプロポーズにも踏み切った大樹は大したものだと言う修成。
なかなかプロポーズなんて言い出せないのに・・・と
話しているところへやってきた千尋。
散々薫に結婚を迫っていた修成のことをからかいます。
真剣にプロポーズの返事を考えているのか?と尋ねられた千尋。
真剣に考えると答えなんてすぐに出てしまうのだと言いました。


千尋が大樹からのプロポーズを断ったと
薫が修成に話をしているところへやってきた大樹。
相談したいことがあると言い、ドバイ行きを辞めたと。
以前会社を倒産させてしまったトラウマから
急に怖くなってしまったと話す大樹はここに残ると言いますが
それを聞いた千尋は、人生を棒に振るようなことはしないでと言います。
ところが大樹は、自分の人生は自分で決める。
自分からのプロポーズを断ったくせに口出しするなと。

千尋 : あのね・・・自信なんて誰だってないわよ。
      それでもみんな前に進んでるんじゃない。
      会社を潰したトラウマだかなんだか知らないけど
      私だってねぇ・・・
      結婚もしないで長年勤め上げた会社リストラされて
      その後、正社員じゃどこも雇ってくれなくて
      派遣社員になったって、なまじ経験がある分
      使いづらいってどこでも煙たがられて
      若い子には馬鹿にされて、同年代には可哀想って目で見られて
      どこにも行き場がなくて・・・
      それでも・・・一度だって逃げなかったのよ。
     ちょっと(大樹の頬にビンタ)男でしょ、しっかりしなさいよ。
      こんなおばさんが頑張ってるのに
      いい若いもんが逃げてんじゃないわよ
      行きなさいよドバイ。分かったわね。


帳場を出て行く千尋を追いかける薫と修成。
千尋 : あぁ~スッキリした。
     過去の失敗を引きずってウジウジしている男は大嫌いなの。



大樹がドバイに行くのは賛成だが、ついていく気はないのか?と
みなみに尋ねられ、その通りだと、うなづく千尋。
大樹のことは諦めるのか?と再び尋ねられると
諦めるも何も、何も始まっていないのだと答えます。
すると、自分は子供だから言葉どおりに受け取るとみなみは言いました。

大樹を見かけたみなみは、ドバイについて行ってもいいと伝えます。


千尋に報告がしたいとやってきた大樹。
ドバイに行くことにしたと告げます。
できるだけ早く来て欲しいと言われているので
明日ホテルの東京支社へ出向くつもりだと言います。

大樹 : さっきは、散々怒鳴ってくれてありがとうございました。
千尋 : 私、はっきり言うの得意だから。
大樹 : ですよね。最初から千尋さんはそうだった。
      なんでもズバズバ言って、相手が誰でもキレて怒鳴って。
      そんな女性に出会ったの、俺・・・初めてでした。
      なんで、この人はこんなに何でも言えるんだろ?って
      なんでこんなに強いんだろ?ってずっと思ってました。
      でも、強いからその分苦しいこともあるんじゃないかって思ったんです。
      だからドバイに連れて行きたかった。

千尋 : ふふ、冗談はよしこさんよ。
      大樹君が出て行っちゃうんだったら送別会しましょうか。
      みんなでパーとカラオケ大会なんてどう?
      私、歌っちゃわよキャンディーズの春一番。
大樹 : は?
千尋 : 大樹君知らないか・・・春一番。
大樹 : 千尋さん。ありがとうございました。(深く頭を下げる)




裏庭にたたずむ大樹を見つけ声をかけるみなみ。
ドバイに行くことを告げると、泣き出してしまいます。
みなみから、よく決心した頑張ったと慰められ・・・


翌朝出て行く大樹を見送る、薫、修成、みなみ。
みなみは外まで大樹を見送りに行きましたが
千尋のことが気がかりな薫と修成。
旅館に生ける花を運ぶ手伝いを千尋に頼みます。

花を抱え帳場に入ってきた千尋は突然唄い出しました。

千尋 : もうすぐ、春ですねぇ・・・ちょっと気取ってみませんか・・・
薫 : 千尋さん?
千尋 : 知らないって言うんだもんなぁ
      『春一番』・・・キャンディーズの。
      トワ・エ・モアも、札幌オリンピックも、大阪万博も
      ぴんからトリオも知らないって言うんだもんなぁ・・・
      そんな子相手に言えるわけないじゃない、一緒に行くなんて。
      言えるわけないじゃない、私が・・・(号泣)


外まで見送りに来たみなみは、ジェスチャーで頑張ってと送り出し
それを見た大樹は笑顔で、出かけて行くのでした。





*感想や補足などなど・・・*
やっぱり、千尋さんは行かないって答えたんですね。
ジェネレーションギャップいいじゃないですか。
(ちなみに、私は千尋さんの言うギャグも懐かしい歌も全部分かります・・・)
『よっこい、しょういち』最初は戸惑ってたけど
今ではすっかり大樹くんも口癖になってるでしょう。
いつかは飽きて捨てられる?という不安があるのかな・・・
現地の若い女の子に惚れてしまうかも?っていうこと?


いよいよ明日で最終回なんですが・・・
もうこれで全部終わりっていう雰囲気ではないような?
でも、男三人(涼、修成、大樹)全員揃って出て行くんですよね。
涼は東京の会社を建て直し、修成は茶道江月流の家元になり
大樹はドバイのホテルで仕事に励み・・・

薫はしっかり、御宿さくらを奈津枝の心と共に守って行く。

パート2ないかなぁ~
『温泉へ行こう』のようにシリーズ化して欲しいです。


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