愛の劇場 温泉へGO!
58話 「最後の夜」
涼が事故に遭ったと連絡を受け、慌てる大樹とみなみ。
大樹は、薫や修成に知らせ、病院に向かう用意をしようとします。
詳しいことを確認するため、みなみが病院へ確認の電話をすると
命に別状はないものの、医師が治療中のため怪我の状態は分からないと。
心配な、みなみは自分が病院に向かおうとしますが
大樹から落ち着くよう言われます。しかし落ち着いてなどいられないと・・・
するとそこへ、電話がかかってきます。涼からの連絡でした。
みなみ : はい・・・あっ涼さん?涼さん無事だったんですね。
涼 : あぁ、大丈夫だ。大したことない。
みなみ : 大したことはないってどのくらい?
涼 : 薫そこにいる?
みなみ : いますけど・・・怪我酷いんですか?
涼 : 薫と代わってくれないか?
みなみ : 骨折とか・・・頭とか・・・
涼 : 薫は?いま配膳中か?
みなみちゃん・・・薫いないの?
みなみ : います・・・薫さん(電話を代わる)
特に心配は要らないが、頭を打ったため精密検査をすると伝えられ
とりあえず安心するものの、誰かを見舞いに行かせようと薫が言いだすと
誰も見舞いに来ないでいい。お客様は一期一会なのだから
自分のことは関係なく、きちんとしたおもてなしをするようにと話す涼。
それを聞いた皆は、母・奈津枝の心をしっかり受け継いだのだと感心し
涼の気持ちを汲んでいつもどおり旅館の仕事に励むのでした。
結婚式を控えた母娘の部屋へ料理を運ぶ途中
別の部屋から出てきた詩織を不審に思う、薫とみなみ。
料理を前にし、今夜が人生で最高に幸せな日だと言う母。
娘との最後の晩を、こんな素敵なところで迎えられて嬉しいと。
それを聞いていた薫とみなみは、女手ひとつで育ててきた母も
明日結婚式を挙げる娘(詩織)も幸せになって欲しいと願うのでした。
食事の配膳が終わり帳場に戻る、薫、千尋、みなみ。
大樹と修成は先にいて、涼からの電話を待っていました。
今頃手が空くのを知っているはずと話していると電話が鳴り・・・
精密検査の結果も、全く問題ないとのこと。
それを聞いて、皆胸を撫で下ろします。
裏庭でぼんやり佇むみなみに声をかける大樹。
涼は学生時代から、事故に遭っても大怪我をしたことがないと話し
勇気付けていると・・・突然泣き出し大樹に抱きつきました。
(その様子を偶然通りかかり見てしまった千尋)
事故に遭った時、涼の頭の中は薫のことばかりで
自分が電話口で何を聞いても答えてもらえなかったのが悔しいと。
高校時代からの親友で、女将と元支配人なのだから気にすることはない。
みなみのような意地張ってぶつかってばかりの生き方も嫌いじゃないが
泣きたいときは、思いっきり泣いたほうがいいのだと慰めます。
会って欲しい人がいると母に話した詩織。
部屋に連れてきたのは、分かれた夫(詩織の父親)でした。
土下座して謝り、娘を立派に育ててくれたことを感謝しますが
感謝される筋合いなどないと言い、部屋から出て行ってしまいます。
先ほど詩織が父を連れ、廊下を歩く姿を見ていた薫と修成。
ただ事ではないと思い、ふたりも後を追いかけます・・・
詩織に呼び止められ立ち止まった母は
どんな思いで、あなたを育ててきたか分かるはずなのに
こんな酷い仕打ちを受けるなんて悲しいことはないと嘆きます。
父がいなくても肩身の狭い思いをしないよう一生懸命働き
周りのみんなと同じようにさせてくれて嬉しかったと話し
とても感謝していると言いますが、母はだったら何故・・・と。
その様子を見ていた薫は話し出します。
頑張り過ぎている母を見ているのが辛かったのでは?
母が胸を張っていられるように、娘さんも必死だったのでは?と。
それでも、自分と娘を裏切った男など許せるはずがないと言う母に
父は本当にすまなかったと、再び土下座をしますが
今更父親面して結婚式に出ようなんて、冗談は辞めて欲しいと。
すると、修成が詩織の父に向かい話し出しました。
修成 : でも、お父さん。そりゃ謝ったってダメですよ。
薫 : 修成・・・?
修成 : だって、妻子を捨てて出て行っちゃったんでしょ?
しかも、他の女性のところへ行っちゃったんですよね。
薫 : ちょっと、修成。
修成 : そんな、今更謝ったってダメですよ。
それとお母さん。(何か感づいた薫)
詩織さんが後ろ指を刺されないように必死になって頑張って
どんな苦労してきたか・・・考えたらもう・・・絶対許せませんよ。
薫 : よ~く言うわよ。自分だって裏切ったくせに。
詩織の母 : 裏切った?
修成 : 薫?
薫 : ええ、この人許婚がいるくせに、あたしにプロポーズしたんですよ。
詩織の母 : 許婚がいるのに?
修成 : え?ちょっと?薫?
薫 : しかもあたしに内緒で借金まで抱えてて。
修成 : 借金て、ま、確かにそうなんだけど・・・
詩織の母 : そうなの?
薫 : おまけにプロポーズ取り消して、またもとの許婚と結婚するからなんて。
馬鹿にするのもいい加減にしてよ。
(偶然通りかかった、みなみは割って入ろうとしますが千尋に止められます)
修成 : だから・・・あれは、「ごめんなさい」って謝ったじゃない。
薫 : 謝って済む問題じゃないでしょ。
あれから私はどんな思いをしたか分かってんの?
皆に後ろ指刺されても絶対負けないぞって意地張って頑張ってきたの。
あんたどれだけ分かってんのよっ。
修成 : だから、ごめんなさい・・・すいません。
薫 : そんなの許せるわけないでしょ。あぁ~段々あったまにきたっ!
もぅ出てってよ!二度とあたしの前に顔を出さないで。
修成 : 薫、申し訳なかった。俺ずっと心の中で謝ってきたんだ。
でも、ちゃんと口にする勇気がなくって。自分が情けなくってごめんなさい。
薫 : 知りませんよそんなこと。許せるわけないでしょ。
詩織の母 : 女将さんありがとう。あなたも。
この人の謝罪だけでも聞いてあげることにするわ。
翌朝三人揃って結婚式へと向かう両親と詩織。
昨晩の騒ぎを薫に詫びる母。
あれからずっと土下座をさせたのだと話し
今日は娘のため特別に父親をさせるのだと言い出かけて行きました。
誰もいない休憩処に置き忘れてあった携帯電話。
気になった薫が手に取ろうとすると大慌て大樹が持ち去ります。
届いたメールを確認し、何かを思い立ったような様子。
その後千尋を呼び出した大樹は突然
「俺と結婚してもらえませんか?」と・・・
*感想や補足などなど・・・*
病院から電話してきた涼が「薫、薫」と言ってたのは旅館が心配だからなのですが
思いを断ち切ったはずの、みなみは何だか複雑な様子ですね・・・
大樹は男らしい~けど、千尋さん手放しで喜んでいる感じではないですね・・・
やっぱり年齢差が気になるのでしょうか?
今日当たり退院してくると思ったのに、涼はまだ病院。
最終回までには帰ってきてくださいね。
58話 「最後の夜」
涼が事故に遭ったと連絡を受け、慌てる大樹とみなみ。
大樹は、薫や修成に知らせ、病院に向かう用意をしようとします。
詳しいことを確認するため、みなみが病院へ確認の電話をすると
命に別状はないものの、医師が治療中のため怪我の状態は分からないと。
心配な、みなみは自分が病院に向かおうとしますが
大樹から落ち着くよう言われます。しかし落ち着いてなどいられないと・・・
するとそこへ、電話がかかってきます。涼からの連絡でした。
みなみ : はい・・・あっ涼さん?涼さん無事だったんですね。
涼 : あぁ、大丈夫だ。大したことない。
みなみ : 大したことはないってどのくらい?
涼 : 薫そこにいる?
みなみ : いますけど・・・怪我酷いんですか?
涼 : 薫と代わってくれないか?
みなみ : 骨折とか・・・頭とか・・・
涼 : 薫は?いま配膳中か?
みなみちゃん・・・薫いないの?
みなみ : います・・・薫さん(電話を代わる)
特に心配は要らないが、頭を打ったため精密検査をすると伝えられ
とりあえず安心するものの、誰かを見舞いに行かせようと薫が言いだすと
誰も見舞いに来ないでいい。お客様は一期一会なのだから
自分のことは関係なく、きちんとしたおもてなしをするようにと話す涼。
それを聞いた皆は、母・奈津枝の心をしっかり受け継いだのだと感心し
涼の気持ちを汲んでいつもどおり旅館の仕事に励むのでした。
結婚式を控えた母娘の部屋へ料理を運ぶ途中
別の部屋から出てきた詩織を不審に思う、薫とみなみ。
料理を前にし、今夜が人生で最高に幸せな日だと言う母。
娘との最後の晩を、こんな素敵なところで迎えられて嬉しいと。
それを聞いていた薫とみなみは、女手ひとつで育ててきた母も
明日結婚式を挙げる娘(詩織)も幸せになって欲しいと願うのでした。
食事の配膳が終わり帳場に戻る、薫、千尋、みなみ。
大樹と修成は先にいて、涼からの電話を待っていました。
今頃手が空くのを知っているはずと話していると電話が鳴り・・・
精密検査の結果も、全く問題ないとのこと。
それを聞いて、皆胸を撫で下ろします。
裏庭でぼんやり佇むみなみに声をかける大樹。
涼は学生時代から、事故に遭っても大怪我をしたことがないと話し
勇気付けていると・・・突然泣き出し大樹に抱きつきました。
(その様子を偶然通りかかり見てしまった千尋)
事故に遭った時、涼の頭の中は薫のことばかりで
自分が電話口で何を聞いても答えてもらえなかったのが悔しいと。
高校時代からの親友で、女将と元支配人なのだから気にすることはない。
みなみのような意地張ってぶつかってばかりの生き方も嫌いじゃないが
泣きたいときは、思いっきり泣いたほうがいいのだと慰めます。
会って欲しい人がいると母に話した詩織。
部屋に連れてきたのは、分かれた夫(詩織の父親)でした。
土下座して謝り、娘を立派に育ててくれたことを感謝しますが
感謝される筋合いなどないと言い、部屋から出て行ってしまいます。
先ほど詩織が父を連れ、廊下を歩く姿を見ていた薫と修成。
ただ事ではないと思い、ふたりも後を追いかけます・・・
詩織に呼び止められ立ち止まった母は
どんな思いで、あなたを育ててきたか分かるはずなのに
こんな酷い仕打ちを受けるなんて悲しいことはないと嘆きます。
父がいなくても肩身の狭い思いをしないよう一生懸命働き
周りのみんなと同じようにさせてくれて嬉しかったと話し
とても感謝していると言いますが、母はだったら何故・・・と。
その様子を見ていた薫は話し出します。
頑張り過ぎている母を見ているのが辛かったのでは?
母が胸を張っていられるように、娘さんも必死だったのでは?と。
それでも、自分と娘を裏切った男など許せるはずがないと言う母に
父は本当にすまなかったと、再び土下座をしますが
今更父親面して結婚式に出ようなんて、冗談は辞めて欲しいと。
すると、修成が詩織の父に向かい話し出しました。
修成 : でも、お父さん。そりゃ謝ったってダメですよ。
薫 : 修成・・・?
修成 : だって、妻子を捨てて出て行っちゃったんでしょ?
しかも、他の女性のところへ行っちゃったんですよね。
薫 : ちょっと、修成。
修成 : そんな、今更謝ったってダメですよ。
それとお母さん。(何か感づいた薫)
詩織さんが後ろ指を刺されないように必死になって頑張って
どんな苦労してきたか・・・考えたらもう・・・絶対許せませんよ。
薫 : よ~く言うわよ。自分だって裏切ったくせに。
詩織の母 : 裏切った?
修成 : 薫?
薫 : ええ、この人許婚がいるくせに、あたしにプロポーズしたんですよ。
詩織の母 : 許婚がいるのに?
修成 : え?ちょっと?薫?
薫 : しかもあたしに内緒で借金まで抱えてて。
修成 : 借金て、ま、確かにそうなんだけど・・・
詩織の母 : そうなの?
薫 : おまけにプロポーズ取り消して、またもとの許婚と結婚するからなんて。
馬鹿にするのもいい加減にしてよ。
(偶然通りかかった、みなみは割って入ろうとしますが千尋に止められます)
修成 : だから・・・あれは、「ごめんなさい」って謝ったじゃない。
薫 : 謝って済む問題じゃないでしょ。
あれから私はどんな思いをしたか分かってんの?
皆に後ろ指刺されても絶対負けないぞって意地張って頑張ってきたの。
あんたどれだけ分かってんのよっ。
修成 : だから、ごめんなさい・・・すいません。
薫 : そんなの許せるわけないでしょ。あぁ~段々あったまにきたっ!
もぅ出てってよ!二度とあたしの前に顔を出さないで。
修成 : 薫、申し訳なかった。俺ずっと心の中で謝ってきたんだ。
でも、ちゃんと口にする勇気がなくって。自分が情けなくってごめんなさい。
薫 : 知りませんよそんなこと。許せるわけないでしょ。
詩織の母 : 女将さんありがとう。あなたも。
この人の謝罪だけでも聞いてあげることにするわ。
翌朝三人揃って結婚式へと向かう両親と詩織。
昨晩の騒ぎを薫に詫びる母。
あれからずっと土下座をさせたのだと話し
今日は娘のため特別に父親をさせるのだと言い出かけて行きました。
誰もいない休憩処に置き忘れてあった携帯電話。
気になった薫が手に取ろうとすると大慌て大樹が持ち去ります。
届いたメールを確認し、何かを思い立ったような様子。
その後千尋を呼び出した大樹は突然
「俺と結婚してもらえませんか?」と・・・
*感想や補足などなど・・・*
病院から電話してきた涼が「薫、薫」と言ってたのは旅館が心配だからなのですが
思いを断ち切ったはずの、みなみは何だか複雑な様子ですね・・・
大樹は男らしい~けど、千尋さん手放しで喜んでいる感じではないですね・・・
やっぱり年齢差が気になるのでしょうか?
今日当たり退院してくると思ったのに、涼はまだ病院。
最終回までには帰ってきてくださいね。
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