ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

埼玉県坂戸市大字北浅羽の約200本の安行寒桜の並木は、まだ三分咲きぐらいでした

2021-03-09 00:00:05 | 季節の移ろい
 埼玉県坂戸市大字北浅羽を西から東に向かって流れているる越辺川の右岸沿いに植えられた安行寒桜は開花が遅れています。

 この右岸に植えられた約200本の安行寒桜(あんぎょうかんざくら)の並木は例年ならは、五分咲き、六部咲きの時期ですが、今年は開花が遅れています。





 まだ三分咲きぐらいの様子です。まだ華やかさがありません。







 理由は不明ですが、暖かい日が続く埼玉県の春めいた日々に、ここの早咲きの安行寒桜は開花が遅れています。



 埼玉県は結局、1都3県に課せられた緊急事態宣言の解除が延期されたために、この約200本の安行寒桜が植えられた花見会場も立ち入り禁止です。

 花見会場には、「入場禁止」という白い縦看板がところどころに立てられています。実際には、数組の花見客が適度に歩いていますが・・。

 そして、この花見会場を見下ろせる越辺川の右岸沿いの歩道から、花見をする方が三々五々、歩いて鑑賞しています。



 実は、毎年設けられる臨時の駐車場が使用禁止となったために、地元の方以外はたぶん、来ていません。近所の住民以外は、車でないとなかなか来れない場所です。

 実は、野鳥もヒヨドリが少し、来ている程度です。メジロなどは来ていません。

 越辺川(おっぺがわ)の右岸沿いの歩道沿いの斜面には、黄色いカラシナ系の“菜の花”が咲き始め、これを摘む方がいます。



 この黄色いカラシナ系の花の辺りでは、モンシロチョウが飛んでいます。

 草陰に留まったモンシロチョウです。



 花見会場の右岸沿いの下側には、畑が広がっています。この農業地帯では野菜などがまだほとんど植えられていません。

 畑の一部では、ホトケノザの小さな花がたくさん咲いています。





 春らしい風景です。