ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

神奈川県鎌倉市山ノ内にある東慶寺の境内は、ウメの花が見ごろです

2021-03-04 00:00:05 | 旅行
 神奈川県鎌倉市山ノ内にある東慶寺の境内では、ウメの花が見ごろを迎えています。

 JR北鎌倉駅から徒歩5分ぐらいの近いという地の利に恵まれた東慶寺は、山号が松岡山の臨済宗円覚寺派の寺院です。

 ここの縦長なお庭には、ウメの木が品よく植えられてていて、ちょうど見ごろを迎えています。







 気品を感じさせる程度にウメの花は咲いています。



 例年ならば、ウメの開花時には多くの梅見の方が来場しますが、適度な混み具合です(外国人観光客が来ていないからです)。





 梅林の手前には、ボケの花もよく咲いています。



 梅林の根元では、クロッカスの花も咲き始めています。



 東慶寺の境内は南西方向の谷内に設けられています。

 このため、北東方向の山麓にある瑞鹿山円覚寺の境内の一部が見えています。

 杉木立の中にある、たぶん鐘撞堂が見えているようです。

 東慶寺から徒歩10分ぐらいの場所にある瑞鹿山円覚寺の入口に向かいました。ここは「鎌倉五山第二位」の古刹です。

 入口から上り坂を上がり、総門を通過し、大きな三門(山門)を通り、臨済宗円覚寺派の大本山の奥に向かいます。

 三門(山門)辺りのはずれた部分に、最近流行りのカワヅザクラ(河津桜)の木が植えてあり、花を咲かせています。



 三門(山門)から奥には、ウメの木がぽつぽつと植えてあり、花を咲かせています。





 この臨済宗円覚寺派の大本山の境内は、参拝客があまりいない、静かな古刹でした。

 比較的奥にある舎利殿(しゃりでん)です。ここは門から奥には入れません。



 この建物の中には「佛牙舎利(ぶつげしゃり)というお釈迦様の歯が祭られています(といわれています)。

 なお、この円覚寺は正確には「えんがくじ」と読みます(「えんかくじ」ではありません)。

 この円覚寺の後は、明月院などに立ち寄ってから帰りました。アジサイの時期ではない、明月院はとても静かな境内でした。