ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

家庭長

2023-02-20 17:14:00 | 日記
安藤優子さんの『自民党の女性認識』出版社に関連した講演を聞いた。

ふと、小学生のころの自分の考えを思い出した。まさに80年代。

態度の悪い、「不良」と呼ばれる同級生をみるにつけ

「そういうことは、"家で"やれよ。学校(公共空間)に持ってくんな、ガキなんだよ」

と心の中で思っていたこと。

そう、そのときの自分にも、彼らが校則を破ったり、友だちをいじめたり、先生の悪口を言ったりするのは、

ただのストレスの捌け口

とわかっていた(と思っていた)

その上で、「そういう、イライラは、みんながいる公の空間では出さずに、私的な見えないところで処理してくるのが、礼儀」って思ってた。

「家事、育児、介護、その他の雑務、感情調律、ストレス発散、そういうものは、家庭でなんとかすること、その家庭長は、お母さん」

公的な場所でなんとかしてもらおうなんてダメじゃない?だって、公的な場所は、なんかこう、秩序がないと、…ほら、遅刻しないとかさ、…家って、整えてくる場所じゃん、…


あの政治、いや今も続いているこの政治は、まだ10歳ほどの子どもだった私にも、恐ろしいほどぐっさりと根を下ろして染め上げていた。

今ならわかる。
ただ勉強するだけ、土日も部活に明け暮れて、休まず、身の回りのことは全てお母さんにやってもらうこと前提の生活は、自民党がイギリス病をみて「ああならないように日本には日本型の福祉、つまり、こっかではなく家族が面倒を見るように」した社会の、大人のミニチュア版。

今日一日

第四章5.

2023-02-20 17:04:00 | This is Japan
p195〜196
「それはどうも日本の運動の特徴のように見えますけど」と私が言うと、意を決したように中村さんが言う。

「実は右も左も、地域社会も、上位下達がはびこっているからだと思うんです。…中略…考える、学び合う、という習慣が、実は運動の中にない、…私はもともと新左翼系の活動家ですから、もう辟易しているわけです。ああいう、ちょっとした違いで喧嘩して…。左派もそうとう上位下達ですから、…それぞれ違いがあるなかで共通点を見つけて、『いま生存する方』と『いま働くこと』、そこで繋がっていける方法を模索する。私にはそれしかないですけどね」

楽させてやりたい

2023-02-20 08:20:00 | 日記
やりたいことの30%もできてない
ハッピーじゃない
適性がない
べつに会社はどうなってもいい
でも子どもの教育費のために仕方なく働いてる

って言われたから、なんか早く、楽させてやりたいって思った昨日

でもあとから沸々と怒りが湧いてきて、なんでかというと、こんなことを言われる前に「私は家族の時間に合わせて生きるのが嫌だったけど、与えられたことかなと思う、思い通りではないけど」って言ったあとだったので、たぶん奴は私の心の葛藤は、取るに足らんくだらないことなんだとと思ったからです。

「産休育休を取るか取らないかの選択肢を持っている性」と、「選択肢のない性(取る以外ないわけです)」では、世界が違う。

やるせない

今日一日

もらわない

2023-02-18 18:23:00 | 日記
伝統7のことかと思った。そうなんだよな。補助金もらったり、助成してもらったりするとさ、口も出されるんだ。紐付きってやつだ。中間施設の入所者が卒業できない方が公的資金が入るとかね…

自分たちで経済的に自立するって、ほんとに大事だ。

お金の話になると汚いってなるの、いろんな理由があると思うけど、キリスト教系の支援団体では、、やはり、そもそもお金をためない、利子はだめ、ドネーションは10%など(カトリック系なら)ドグマでそうなってるんだろうし、日本の儒教思想では、あきんどは「いやしい」ことになっていて、商工業さかえても革命おきなかった。


第四章4.

2023-02-18 18:16:00 | This is Japan
p188
「NPOはなかなか経済的自立ができない。制度上、基本的に出資や投資が禁止されていますから。…中略…行政からの委託であったり、行政からの補助金を支えにやらざるをえない。それを強いられちゃう。そうなると、行政に対して声をあげにくい。生活保護を取った仲間たちが福祉事務所に胃袋を握られているのと同じです。」

p189
ある種の人々にとっては、ちょっとでも金の話が出てきたり、金をつくる話になるとその瞬間にすべてが汚れてしまう。だが金の話こそ全ての基盤であり、経済的に自立しないと言いたいことも言えないのだという中村さんの信念は、そんな思い込みよりもっとリアルで、もっと自由だ。