ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

第五章2.

2023-02-23 11:46:00 | This is Japan
p211
社会のどん詰まりにたどり着いた高齢者たちがひっそりと暮らす街の午後の静寂を、「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」の耳をつんざくような唱歌が切り裂いていった。宿泊所の鉄の非常階段の踊り場に手をブルブルさせながら洗濯物を干していた高齢の男性が、なんとも言えない辛い目をして路地を通り過ぎる街宣車を見下ろしていた。それは街宣車の中で「我々は弱者の味方です」と繰り返している青年にはまた到底知り得ない、苔がむすまでひとが生きることの苦渋を知っている瞳だった。

やっぱPTA2

2023-02-23 09:20:00 | 日記






しらずしらずのうちに、加担していたって、脱力してしまうな…

「中選挙区?いつの話?」やけどさ、全然、まんま、残ってるやん。形骸化してるんなら、逆にまだましかも。

正直、「PTAおばさん」ばかにしてた。時間のある人がやればええって思ってた。まさに名誉男性ポジだった、私。


今日一日。




やっぱPTA

2023-02-23 09:01:00 | 日記
かれこれ卒業して2年なんだけど、喉元過ぎれば熱さを忘れるもんだなって、めっちゃんこ思ったし、だからこそ、このシステムはステイタス・クオなんだわ。

「1年、我慢したら、一抜け!」
そして
「みんな、我慢してるんだから、やらないとはずるいよ」
なんたるジャパニーズマインド。思い出した…「去年やったことだからやる」「うちらの代では面倒なこと(行事やめたり、やり方変えたりすること)絶対やらない」


PTAはLDPの下部組織って安藤優子さんの著者にもはっきり組織図でて、全部つながったよね。これみんな知らんでやってるよな…私がそうやったし。

「任意加入」ゆうて全員強制加入やで、これは最初の頃のマスクやと同じ、入れ子構造。すっごいぜまじ。

PTA会費で、一人の「事務局員」養ってるの知ったときは真っ白になったね。絶対忘れん。ちゃんと扶養内に収まる103万やったよ。会計報告みたんよ。その、事務局員、誰がなれるの?

「一時間100円でも出したら、けっこう喜んでPTA活動する人出てくる思うけど…できんのかな」ゆーたとき、めちゃ真面目な顔でセンパイPTA役員(女性)が言った「それは、やったらあかん。えらいことになる」

うん、そしてPTA会長ね。幼稚園は女だらけ、会長も毎年女親やねんけど、小中高は、大概男親でね。「リーダーシップあるのはやっぱ男性」的な話してた。「女の人はやりたがらへん」てね。地方自治体の議員になるときの肩書きと、うーん、人間、投票するときって、ちょっと見たことあるひと、関係ある人に、voteするよね…「あっ、会長さんやん」逆にこれ知ったとき納得したけどね。「なるほど、アドバンテージがあるわけだ!だから立候補するんやね」しかしこうも思った「ほたら私らは何を担がされてるんや?」

総会準備のとき、女性のヒラ委員がボソボソ文句を言ってた「非効率なやり方…こんなやり方、会社勤の男の人は絶対にやらんやろ。暇な主婦だからこんなやり方(時間と空間の無駄遣い)するんや。だからあかんねん」しかし役員には一言も進言せず。女自身のミソジニーの強化を目の当たりにした。

「1年間大変やったけど、やりがいがあって楽しかった、やってよかったです。先生たちとも親しくなれたし、終わってみればよかったです」と言って引き継ぎするが、ついぞ、「なので次年度もやりたいです」と言う人は、会ったことがないのだった。

「やだったら、やんなきゃいい」って、言えるだろうか?

私は毎年3月4月に大量に持ち帰ってくる書類の山から、「PTA活動用紙」を、見つけてしまったのだ。

その「PTA活動用紙」を、取り扱う側にもなった。PTA活動室で、全校生徒の「PTA活動用紙」を、新しいクラスごとに分け、去年までのやった役職を名簿に記録し、まだ役員をやってないお母さんをピックアップする。

「この人、まだ何もやってない」をみつける。または「免除理由」を数人で確認する。さまざまな言葉をつぶやきながら。

「こんなんゆうたら、みんな免除になるやん…なあ」やら「あー、この人な、連絡つかへん人やから、…」

こんなのはもうやめたらどうだ。

何度思ってことか、とゆーのを思い出したのだ。一人でいくら抵抗しても、山は微動だにしない。そして、つかれて、「1年間だけ我慢すればいい」

そうやって喉元過ぎれば熱さを忘れていた。

今日一日