北岳山麓合唱団

ソウルジャパンクラブ(SJC)の男声合唱団です。毎週火曜日、東部二村洞で韓国の歌と日本の歌を練習しています。

クリスマスチャリティーコンサート

2015年12月27日 11時46分13秒 | 合唱

今年も残すところあと数日、何かとあわただしく毎日が過ぎていきますが、如何お過ごしですか?

 

実のところ、転勤で2016年から東京に居を移すことになりました。今年は心身ともに余裕がなく、なかなかブログを更新できなかったことが心残り。 その間、更新歴のないブログを訪問してくれた方々には申し訳ない気持ちで一杯ですが、また東京で再開したいと思います。

さて、この12月5日の第一土曜日にソウル日本人学校で開催された2015クリスマスチャリティーコンサートの様子をYouTubeにアップしたのでお知らせ致します。

何と言ってもクリスマスのコンサートは我々合唱団最大のイベント。この日のために、一年間にわたって、忠信教会、珍かつ、はたまた、カラオケにまで装置を持ち込んで練習を重ねてきたわけです。(折あしく公務がぶつかってしまい、出演を断念された方もいます。)

我々の舞台は4曲でしたが、これが現役としての最後の舞台かと思うと、感無量。練習して、もっと上手に歌えたら.....と反省することしきりです。

 

ともあれ、映像を見てみましょう。

1.きよしこの夜

 

一曲目はクリスマス曲の定番。「きよしこの夜」。我々合唱団のために特別に編曲された3部バージョンです。私はバリトンを担当しましたが、テナー、バスとの和音の合わせが難しく、和音がきちんと決まるよう、仲間と練習を繰り返しました。

2.Pie Jesu

2曲目はPie Jesu。(ピエ イエス、慈悲深き主イエス)。今回、我々が取り上げたのはキャッツやオペラ座の怪人で知られるイギリスの作曲家、アンドリュー・ロイド・ウェバーの作曲によるバージョンです。

冒頭は情感たっぶりのピアノ伴奏からスタートします。(私はステージ上でこの導入部を聞いて、思わず鳥肌が立ったことを今でも記憶しています。)

最後の一か月は曲作りに追われましたが、音の強弱、そして何よりも頭声共鳴を念頭に、しっとりと歌い上げました。

高い音が多く、テナーは大変。バリトンの練習に何度も付き合わせて、大いに反省しております。

3.O Holy Night

 

直前のCEO合唱団との舞台を含め、何度も舞台で歌った曲です。指揮のパン先生からは、男性的に力強く歌うよう指示があったのですが、ある程度舞台慣れしていたので、本番ステージでものびのび歌えました。

4.いざ起て戦人よ

男声合唱の定番曲。合唱団をやっている方ならご存知ですね。

合唱団の打ち上げでよく歌われるのですが、酔った勢いでいつも適当に歌っていたら、羽交い絞めにされそうになってびっくり。酒の席とはいえ、皆様、真剣に歌われているのですね。

この曲だけは4部で歌っており、音を外さないようメンバーから釘を刺されました。冷や汗ものでしたが、きちんと決まったかな.....

5.ホームソングメロディー

 

おなじみ瀧廉太郎の名曲をメドレーにしたものです。女声合唱団との練習時間がほとんど取れなかったので、直前まで不安でしたが、なんとか形にできたかな.....

テナー独唱の西ヶ谷さん。大役、本当にお疲れ様でした。

 

クリスマスコンサートは今年で16回目。私は団員として1回。団長として3回。合計4回の舞台に立ったことになります。ふとしたことから30年ぶりに再開した合唱ですが、合唱団活動を通して、色んな人と出会い、色んな場所に出向き、また色んな経験を積むことができました。

私はこれから東京に活動の場所を移し、ソウルで活躍する現役組をサポートする活動に従事することになります。ソウルにいた頃のように、頻繁に集合することはできませんが、東京の諸先輩方は名だたる精鋭組がそろっているので、合唱を通じて何か新しい試みができたらと思う今日この頃です。

最後になりましたが、これまでお世話になった指揮者、伴奏者の先生方。練習会場をお貸し頂いた忠信教会。SJC社会貢献委員会の皆様。CEO合唱団をはじめとする韓国の合唱の仲間たち。これまで訪問させていただいた、施設や各種団体の皆様。苦しいときに助けた頂いた東京のOBの方々。最後にバカ団長を支えていただいた団員の皆様。

 

どうもありがとうございました。

감사합니다!