9月11日にNHK総合、“花は咲く”スペシャル~一つの歌がつむぐ物語(20:00~20:49)で我々SJC合唱団とソウル日本人学校がクリスマスコンサートで歌った映像が放映されました。
我々が「100万人の花は咲く」プロジェクトにビデオ映像を送ったのが1月末。
残念ながら、私はこの放送を見そびれたのですが、9月18日(水)深夜(午前1:45~2:34)に再放送されるそうです。
クリスマスコンサートのフィナーレとして、みんなで「花は咲く」を歌っては?と提案されたのは、日本にお住まいの合唱団創設者の方です。
当初、私はその提案に乗り気になれませんでした。
クリスマスコンサートはみんなで楽しむもの。また、2012年が同校の創立40周年記念の年だったこともあり、私の心の中にはハッピーエンディングの構想があったのです。
その後、私なりに被災地とゆかりのある方々から被災地の現状を伺って回りました。
被災地に行けば、震災から一年以上を経て、未だに苦しまれている方々が大勢おられる。
ソウルに住んでいる我々は被災地の方々と直接、手を取り合うことはできない。けれども、この歌を通して、心と心をつなぎ、互いに支えあう絆のようなものを分かち合えるのでは、と思うようになりました。
一緒に歌ってくださり、絆を分かち合っていただける韓国の方々のために、韓国語の訳詩も作りました。
この番組はNHKワールドプレミアムを通して、全世界にも配信されるそうです。
この歌を通して、世界中に広がっていくもの。それは、日本と世界をつなぐ心と心の絆の輪です。