梵魚寺(ポモサ)が建立された当時、新羅を取り巻く国際情勢は緊迫していました。
663年の白村江の戦いにおいて唐と手をつなぎ、日本・百済の連合軍を破った新羅ですが、その後、新羅と唐の関係は悪化し、670年から676年にかけて羅唐戦争が勃発。戦争は新羅の勝利に終わります。
梵魚寺はこのような雰囲気の中で、678年、新羅の護国寺として建立されました。
時は流れ、2012年8月。お寺はテンプルステイの観光客で賑わっています。
もし釜山を訪れる際があれば、梵魚寺に足を運んでください。
通度寺(トンドサ)や海印寺(ヘインサ)もお勧めです。お時間があればぜひ。