『 雨上がりの海岸 』
森川 由美子さん 撮影
大阪が600人という数字で東京を超える状態だ。
それも10代から30代が大半だという。あの道頓堀、キタやミナミのあの人出
の影響なのだろう。完全に第4波の襲来だ。解除が関東より早く独自路線だった
のが裏目に出たのだろうか。
こうした対策や規制などは、全国一斉とかせめて広い大きな地域全体でやらなければ
効果はないという事の証明のようだ。宮城、山形の例も同じ傾向だろう。
数日前から、「まんぼう、まんぼう」と言う新しい言葉が,耳にはいるので何だろう
と思っていた。自粛、緊急事態宣言に替わるこの「まんぼう」なる「まんえん防止措置法」
が最後の砦として登場してきたようだ。
藁をもつかめで、我々はこれに期待をせざるを得ないのが現状だ。
対策も実体もまだよく分からぬ強力な変異型、新たな後遺症問題、ワクチンの絶対量の不足
と接種日の不明等々、問題は山積みだ。
そんな中でも聖火リレーは密を繰り返しながら走っている。
海外でもますますコロナは猛威をふるって、フランスでも英国や南米でも何度目かのロック
ダウンに入ったという。これで外国選手は来日できるだろうか。
我々が外国をそう思うように、彼等から見て日本へ果たして行く勇気があるだろうか
或いは国が許可しないのではないだろうか。
桜もそろそろ散りかけて(私も花見はしないでしまったが)、新しい人の移動も
一段落すれば、コロナも一休みしてくれるかも知れない。
何の策もないと、こうした願望やもう神頼みしかない。残念なことだけど…。